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ダンジョンに登場する魔女・使い魔、およびダンジョン攻略について。謎の魔女結界は別ページで。 魔女攻略における基本tips まどかシナリオ薔薇園の魔女 お菓子の魔女 ハコの魔女 影の魔女 マミシナリオお菓子の魔女(第一形態) マミ過去編(使い魔、銀の魔女など) お菓子の魔女(第二形態) 芸術家の魔女 委員長の魔女 銀の魔女 おめかしの魔女 舞台装置の魔女 さやかシナリオ薔薇園の魔女の使い魔 委員長の魔女 ハコの魔女 落書きの魔女の使い魔 お菓子の魔女(第二形態) 芸術家の魔女 人魚の魔女 杏子シナリオ落書きの魔女の使い魔 ハコの魔女 銀の魔女 人魚の魔女 武旦の魔女 ほむらシナリオ薔薇園の魔女、お菓子の魔女、ハコの魔女、影の魔女 落書きの魔女の使い魔 人魚の魔女 舞台装置の魔女 魔獣 番外編お菓子の魔女(第一形態→第二形態) 舞台装置の魔女 喜悦の結界薔薇園の魔女 充足の結界お菓子の魔女 愚者の結界ハコの魔女 落書きの魔女 弾刻の結界銀の魔女 芸術家の魔女 人魚の魔女 忘却の結界委員長の魔女 おめかしの魔女 武旦の魔女 舞台装置の魔女 針の魔女 忘却の魔女 その他救済の魔女 此岸の魔女 暗闇の魔女、犬の魔女、鳥かごの魔女 魔女要塞首領マホロア 司令官ラグナス デルクス ゼファル 手下エシャロット アンモニス ザファウト 魔女攻略における基本tips HP/MPは、ソウルジェムの穢れと引き換えに自動回復する。MPは高火力の攻撃や範囲攻撃・補助や回復など、攻略において欠かせない魔法の行使に必要となる。回復・補助の魔法もうまく使わないと、2つ目のダンジョン(ほむらを操作しての対・お菓子の魔女)から詰む可能性もある。 MP消費0の攻撃手段も存在するが、前1マス(杏子のみ2マス)だけの格闘で威力も低い。弱点を突く場合以外は魔女戦向きではない。 MPよりHPを回復させる方が早く穢れる上、ソウルジェムの回復手段は2つしかない。自動回復はMPに充て、HPはアイテムと魔法で回復させていきたい。 チャージは、弱点を突くか、「バインド」「睡眠」などの状態異常で解除可能。敵のチャージは可能な限り解除or回避。ただし、弱点を持たない無属性の敵もいる。 自分のチャージを解除させられると1ターン無駄になる。弱点や異常への注意や、「絶対領域」での回避。 □+×ボタンでターンスキップが可能。敵を引き付ける際などに必要となる。 画面上に表示されるミニマップでは、自分と敵の関係が以下のように表示されている。敵との距離感は3D上では掴みにくいことが多いので、ミニマップにも注目。 自分 オレンジの矢印 自分の攻撃範囲 四角を囲う水色の枠 使い魔、小型魔女 赤い丸 大型魔女 紫の四角 敵のチャージ対象範囲 赤い四角 まどかシナリオ まどか以外の全員使用可能だが、一人一人の使用期間が短い。まずは基本的な操作、戦略に慣れよう。 一番長く使用されるさやかにグリーフシードを含めた全アイテムを使ってしまって問題ない。 スペルブックで「癒しの調べ」「スクワルタトーレ」あたりを覚えさせておくと、謎の魔女結界が楽になる。 薔薇園の魔女 「ティロ・フィナーレ」を本体にぶち込めば致命傷になるはず。 しかし使い魔がマミの弱点を突いてチャージを解除させてしまう。 「ティーロ」で使い魔を仕留めながら接近、敵が上下左右1マス以内にいないことを確認してぶっ放そう。 クリア後にグリーフシードを獲得できるが、すぐマミられるので、後でさやかのために取っておいた方が良い。 お菓子の魔女 変身前はマミのソロプレイ。 基本的に薔薇園の魔女と同じ、ティロ・フィナーレを雑魚もろともぶち込んで終了。 薔薇園の魔女の時とは違い、属性の噛み合わせ的にチャージ中に攻撃を貰ってもキャンセルはされない。 敵に隣接されていても強引に放って構わない。が、遮蔽物があると後ろには攻撃が届かないことを忘れずに。 射程に入れにくかったらティーロでちまちま撃つのも戦略の一つ。 変身後(恵方巻とかウナギとか言われてる方)にイベント発生、ほむらのソロプレイ。 溜め準備発生時「ジャンプで逃げろ」と言われるが、魔法を使わないと逃げる前に喰われる。 さらに逃げた先では使い魔に攻撃されながら魔女が溜め再開、ジリ貧にしかならない孔明の罠。 クロックアップと時間停止を併用して10ターン行動、この間に「鈍器そして鈍器」で逃げずに攻撃するのが先。 ハコの魔女 さやかはレベル1だがこっちはゴリ押しでなんとかなる。 「スティンガー」は「MP5消費の3マス移動」と思って使った方が賢明。 スティンガーで急接近してエッジ…を繰り返すのみ。 影の魔女 まどかシナリオ最終戦。 展開上さやかの感情値がどうやっても高くなってしまい、HP/MPの僅かな自然回復でもソウルジェムが真っ黒になっていくレベル。 必ず魔女の部屋に入る直前でグリーフシードを使っておくこと! 魔女本体の目の前までたどり着けば、超火力の杏子がゲスト参入してくれるので、それまで耐えて進む。 なお、さやかで倒せないわけではない。スパークエッジが使えるなら一撃で倒すことも可能。 マミシナリオ 使えるキャラはマミ、まどか。 まどかシナリオよりも難易度は上がるので、謎の魔女結界をクリアしてステータスアイテムを買うのも有利に働く。 射撃コンビなのでCONを優先的に買うのもいいだろう。 お菓子の魔女(第一形態) 開幕から戦う事となる。 マミはまどかシナリオとほぼ同じスキルを持っているため、戦術もほぼ同じものが通用する。 距離を置いてティロフィナーレを使えばいい。倒すと過去編へ突入。 なお、この段階でのマミはLv13だが、過去編を通して現在に戻ってくると何故かLv12に下がってしまう。 ここで成長させようと努力しても、ソウルジェムが濁るだけなのでやめておいた方がいい。 マミ過去編(使い魔、銀の魔女など) 何度か戦う事になるが基本的にイベント戦闘。 使い魔を一定数倒したり、銀の魔女は倒せなくてもイベントには支障がない。 過去のマミはトッカしか覚えていないので銀の魔女の手下はやや苦戦する。 敵が落とすSTR強化ポイントはすぐにマミに使っていくといいだろう。 また、運良くスペルブックを拾えることがあるが、温存した方が無難。 ティーロを覚えれば銀の魔女の手下に対して属性有利にはなるが、後のイベントで習得するため、使うのはもったいない。 レガーレとティロ・フィナーレは過去編が終わればまた覚えているので心配無用。 お菓子の魔女(第二形態) 過去編が終わったら冒頭に戻るが、まどかが助けに来てくれて2人で戦うことになる。 マミのトッカが属性有利なので敵のかぶりつき攻撃のチャージをキャンセルできる。 そのため、ジャンプで逃げ回る必要すらない。さらにバインドも有効だったりする。 思う存分リベンジを果たしてやろう。 芸術家の魔女 ここからが本番。マミシナリオを通して言えることだが、まどかの育成も重要。前面に出せばレベルが上がってくれるはず。 だが、ある程度育ってからでないと敵が接近するまでに倒し切れず、受けるダメージも大きくなる。 これだと必然的にソウルジェムが濁るので、最初は後方に下げて育てるといい。 また、ダンジョンで登場する「ムンクの叫び」の使い魔が射程3な上、操作不能にさせる状態異常「幻覚」を使ってくる。 発動率はそこまで高くないものの、見つけ次第4マス離れて射撃攻撃で仕留めておかないと後の魔女戦に響く。 門の正面は高威力+後退効果のあるチャージ攻撃を食らうので、迂回して横から攻撃。 稀に魔女中心9*9の1チャージ範囲攻撃も使ってくる。バリア展開中はもちろん攻撃禁止。 他の魔女よりも圧倒的に高いペースで召喚される使い魔は、まどかで範囲攻撃するか、マミのティロフィナーレで魔女ごと一掃。 バインドがたまに効くので、確実にティロフィナーレを当てるためにはバインドを狙うのも手ではある。 バリアで防がれたりワープで逃げられたら元も子もない。ただでさえ糞固いのできっちりとダメージを与えていきたい。 が、魔女本体はノーダメージで倒すことが可能なため、事実上攻め手は関係ない。以下を参照されたし。 MAP北側に敵が出現する際の位置の東側真横の障害物が多いところに位置取る。 MAPでいえば右上で、敵が北側に出現しても、東側に出現しても、少し移動すれば攻撃できるようになる位置がある。 そこで、敵が北、東側に来たときだけ攻撃していれば(それ以外の場所に出現したときは待機)楽に倒せる。 使い魔の召喚数の限界の関係か、右上にいるときに攻撃してくる雑魚を倒していれば、別の位置に行ったときに、こっちには来ない位置の使い魔を召喚し、最終的に使い魔に邪魔され無いようになる。 召喚数が限界になると魔女はバリアを張るだけになり、一方的に攻撃できる。 ここで低レベルのまどかの弓or杖でちまちま削ってレベルアップをしておこう。 委員長の魔女 手前と右方からいきなり使い魔に囲まれているので、まずはタコ殴りにされる前に目の前のジャンプで左に移動。 その際魔女から4マスほどの範囲に接近すると魔女からの攻撃を食らったり、使い魔を召喚されるので注意。 使い魔を遠距離で処理しつつ、届かない位置の敵は一度ジャンプで戻り、引き付けてからまたジャンプで離れ攻撃。 まどかなら移動せず、貫通付きのマジカルアローでまとめて射貫いてもいい。属性有利なので多少被弾しても問題ない。 魔女は時間経過と共に奥へ移動していくので、一番奥に行くまで適当に移動かスキップで放置。 一番奥まで行くと魔女の手前に足場があるので、正面からそこに移動して攻撃開始。 魔女は足場を狙ってチャージ攻撃を仕掛けるので、すぐ足場前へ戻れるようにその場を離れないこと。 この繰り返しでノーダメクリア可能。 また、チャージ中の攻撃を外しても大丈夫なようにHPに気を配れるなら力押しでもいい。 まどかのマジカルアローが属性有利なので、チャージ攻撃をキャンセルできる。 銀の魔女 マミのソウルジェムが穢れきっていれば単独(魔女化フラグ) 穢れが取れていればまどかと2人で挑む(魔女化回避フラグ) マミ一人で挑む際は「トッカ」しか使えないので苦戦すると思われるが、過去編よりは楽。 魔女の端を陣取って、突撃やチャージ攻撃は1マス動けばすぐに回避できるようにしておくこと。 当たらなければどうということはない、攻撃を叩き込めばOK。 使い魔は無視するに限る。囲まれないのがベストだが、そもそも召喚された時点でそうなっていることがほとんど。 ちゃんと育っていればやられるようなことはないので、ガンガンいこうぜ。 まどかと一緒に戦う際にも使い魔を召喚してくるが、普通に魔法を使えるので、使い魔を貫通させて消化すればいい。 錆落としで防御力を下げる代わりに攻撃力を上げ、チャージ1でマップ上下を縦断する突撃攻撃を行うのも過去編と同じ。 これも端に陣取って上手く避けよう。使い魔だけ轢き殺してくれる。 どちらの場合も、使い魔の鈍足を喰らうとチャージ攻撃を回避するのが困難になるため注意。 とはいえ、マミ1人の場合は立ち回りで使い魔からの攻撃を回避しきるのは困難なため、多少のごり押しはやむを得ない。 なお、マミ一人の場合は過去編と同じ強さだが、二人の場合は使い魔も含めて相応の強さに強化されている。 特に使い魔は固くなっており、魔女のチャージ攻撃で轢かれても生き残ることがある位しぶとい。 おめかしの魔女 この魔女と戦う時はマミは既に魔法少女ではない。つまりこの魔女はそういうモノ。 彼女と戦うにしても回避するにしても事前にまどかを強化しておくこと。 といってもあまり強くないので、芸術家の魔女を倒しているのならなんとかなるはず。 使い魔のアクセサリに隠れたりバインドにしてくるが、そもそも攻撃力と耐久力がそんな強くない。 出現している使い魔のアクセサリーに隠れるが、隠れた使い魔のアクセサリーは光っているので容易に区別がつく。 その使い魔を倒すと再び姿を現す(倒さずとも自主的に姿を現すこともある)。 姿を現している時は十字方向に射程制限無しの突属性の射撃か、前方3×3マスにバインド効果(確率発生)付きの無属性の遠距離攻撃を、 使い魔のアクセサリーに隠れた時は、射程内に侵入するとチャージ後に前方3×5マスの突属性の炎攻撃を行う。 しかし、隠れている時は使い魔と同様に鈍足状態になっているのでチャージに2ターンかかる上、攻撃範囲がテーブル等に遮られるので回避は容易い。 また、隠れている時に使い魔に与えたダメージがそのままおめかしの魔女にも入るため、大きなダメージを与えるチャンスでもある。 ただし、この魔女に勝つEDと負けるEDの2パターンある。 魔女に負けるEDはこのルートにおいて最高の感情エネルギー(約1万)を入手出来る。 負ける気ならまどかのVITにはあまり振らないこと。 逆にこの戦いを避けたければ、マミのまどかに対する友情を弄ばないように動こう。 具体的にはグリーフシードはマミのために温存したり、天上の祈りを覚えたりして穢れさせないようにして、ほむらや杏子絡みでマミを刺激しないように動く。 舞台装置の魔女 ワルプルギスの夜。倒しても倒さなくても結末は同じ。 舞台装置の少女 劇団・ソデ(回復系)がスペルブックを落とすので、まどか・マミのスキルを稼いでもいいだろう。 結構長い戦いになるので、万全を期するならまどかに「天上の祈り(ソウルジェムの穢れ回復)」、マミに「絶対領域(その場に居るとすべての攻撃をシャットアウトするバリアを張る)」を持たせておくことをお勧めする。 スペルブック稼ぎが可能なのは足場を移動するエリアで、15~20ターンに1体、舞台装置の少女が順番に召喚される。 劇団・ソデ(回復系)を倒せば高確率でスペルブックを落とすのだが、召喚されなくなる(条件不明)という報告もある。 ボス戦では火炎はマミの絶対領域で防ぎ、ビルは射程4攻撃で確実に仕留めておくこと。食らうと300前後のダメージ+地形変化。 接近した後に「絶対領域」を使うことで、数ターンほど一方的にリンチ出来る。これはほむらシナリオでも有効な手段。 また、まどかがいることで「天上の祈り」が使え、道中が楽になる。 後は雑魚殲滅及びボス火力として「スターライトアロー」を是非覚えさせておきたい。 ある程度の育成は必要だが、マミシナリオでも決して倒せない相手ではない。結末は変わらないがイベントでCGが追加される。 逆にまどか一人なら苦戦は免れない。特に格闘使い魔は衝属性で、斬属性を持たないまどかにチャージを防ぐ術はない。 さらにまどか自身のチャージも解除されてしまうという鬼畜ぶりである。 その上、最終エリアだと魔女の火炎を避ける術がジャンプしかなく、とにかく不利な要素が多い。 ソロ撃破を狙う場合、最終エリア開始時点で格闘使い魔3体に囲まれている状態をいかに脱するかが鍵。 打開策として挙げられるのは「救済する白き光」による攻撃不能or力押し。 しかし、前者は使い魔がミスするかチャージしない限り解除され、後者は相性的に不利かつ2発で確殺出来ないと結局囲まれる。 正攻法的に行くならば、うまく立ち回ってすぐにジャンプしてしまう他ない。 初手で左に移動(前を向いたまま)した際、目の前に使い魔がいるならさらに左へ、いないなら直進。後は左上のジャンプ地点を目指す。 初手で前や右に移動すると移動先を封鎖されて囲まれる危険性があるが、左ならその心配はない。 さらに言えば、右上のジャンプ地点はミスディレクションである。通路が長いため、移動中間違いなく火炎に襲われる。 しかし、これも確実な方法ではなく、最初のジャンプ地点までに魔女がチャージした場合はHPが低いとどうにもならない。 火炎は250前後のダメージだが、最悪なパターンは使い魔片方と魔女が同時にチャージした場合。 突き進めば使い魔の攻撃6(7)回+火炎、回復すれば使い魔の攻撃2(3)回+チャージ1発+火炎を耐えなければならない計算になる。詰み。 このように、どのような手段を以てしても結局は運が絡むので、必勝法的なパターンは存在しない。 ゲーム性こそ損なわれてしまうものの、クリアするのが目的であれば、中断データを使い回すことも考慮に入れたい。 また、周回プレイで因果値や強化ポイントが溜まっていれば楽になるため、先に謎の魔女結界などを進めておくといいかもしれない。 VITポイントをフルでつぎ込んでレベルもある程度上げれば、火炎のダメージも100前後まで抑えることができる。 いずれにせよ、最初さえ乗り越えれば苦労はしないだろう。ビルは「スターライトアロー」3発で壊せる。 また、ジャンプで進む場合は足踏みや無駄なジャンプ移動を繰り返して魔女のチャージを調整し、間隔の長い場所は避けるように。 後はダメージを薬で回復しつつ、攻撃可能な足場と1個前の足場を移動しながら攻撃を繰り返せば倒せる。 さやかシナリオ スペルブックを大量に入手しやすく、ショップへ魔法を並べるのに役立つシナリオ。 ルートによってはまどかとほむらはLv10ぐらいまでしか上げれない為、謎の魔女結界での強化ポイントLv3ぐらいあるとスムーズにいく。 フリーズ確定のルートがあるため注意。詳しくはさやかルート 薔薇園の魔女の使い魔 まどか、ほむら、マミの3人で挑むため特に苦戦することはないはず。 後々に備えてまどかに経験値を集中させるのとアイテムをそれなりに回収することくらいか。 さやかルートでは回復剤が手に入りにくい。 委員長の魔女 マミルートとほぼ同じ。 使い魔は初期配置でまどかで仕留めて、ボスが最奥部に行くまで足踏みして戦えばいい。 ほむらの時間停止を使えばティロフィナーレを2発撃ちこめるので楽。 ハコの魔女 さやか単騎。 と言っても適度に回復アイテムを使いながらスティンガーで接近してエッジで斬りつければいい。 魔女化させないのであれば、拾ったスペルブックでハードエッジくらいまで覚えさせてもいいかもしれない。 落書きの魔女の使い魔 全滅させるとイベントが進むが、使い魔を倒すと高確率でスペルブックを出す。 さやか単騎かつ感情値が高い時期だったりレベルが低いまどか&ほむらだったりとやや苦戦するかもしれない。 二人ともHPが低いので飛行機型の射程5の2回攻撃が脅威。 スペルブックは相変わらず落とすので、さやかを生き残させるつもりならまどか用のスペルブックは確保しておこう。 リポップはしないが、プカプカを残しておけば召喚で追加が入る。 まどか&ほむらで戦う際はまどかだとあまり相性が良くないので、ほむらで大口径拳銃や時限爆弾を使うといい。 お菓子の魔女(第二形態) まどかとほむらの二人で戦うことになる。故に強敵。 スペルブックに余裕があるならクロックアップや鈍器そして鈍器を覚えるといい。 まずはほむらで時間停止(&クロックアップ)を使用し、可能な限り殴り続ける。 ほむらのHPが低くなる、もしくはほむらが倒されるまで攻撃した後は まどかでひたすら殴り続ければいい。 回復アイテムを節約したい場合は、まどかに「癒しの光」を覚えさせればいい。 道中のナース使い魔のドロップで回復アイテムは供給可能なので貯めておくのも手。この後でも使い道はある。 回復魔法を使うよりはよっぽど効率的に集められる。 芸術家の魔女 強化ポイントが余っている場合、全て杏子に使用していい。 戦闘中もさやかと杏子のソウルジェムには注意していたい。 マミシナリオの時に比べてボス戦でも「ムンクの叫び」の使い魔を召喚してくるので幻覚が危険。 杏子に精神系状態異常無効を覚えさせるのは必須。 被ダメージも馬鹿にならないので回復リソースの準備は必須。 ダメージを与えたり、ターン経過で移動するので一定地点に取り巻きを召喚させて置けば他の場所では魔女のみに専念できる。 「スパークエッジ」「魔女に与える鉄槌」などを覚えさせて、ほむらの時間停止の直後に交代して連発するのが良い。 さやか非魔女化ルートだと杏子・さやかのみで戦うことになる。 基本は同じだが、時間停止は使えないので正攻法で行こう。 人魚の魔女 さやかが魔女化した際、まどか、ほむら、杏子の三人で戦う。 杏子のソウルジェムは穢れやすいのでよく注意していたい。 ボスステージに到達した時点で散々実感しただろうが、車輪型の使い魔はかなり鬱陶しい。 また演奏者が二体いる。真っ先に倒したいが車輪がいい感じに邪魔をする。 時間がかかると人魚の魔女が能力強化され面倒なことになってしまう。 能力の高い杏子を盾にして、とにかく前に突き進む。 人魚の魔女は見た目に反して、意外と当たり判定は大きい。 射程は前方に3あるので迂闊に近づくと魔女の通常攻撃で致命傷を負いかねないので気をつけよう。 スペルブックに余裕があるなら、遠距離からでも広範囲攻撃が可能なまどかに使用したい。 「マジカルスコール」なら7マス離れていても攻撃が届く。 さやかシナリオでは、さやかのソウルジェムを探す過程でも落書きの使い魔と戦うことができるので 「シューティングスター」「侵食する黒き翼」を覚えるのもそう難しいことではない。 そうでなくても「魔女に与える鉄槌」を杏子に覚えさせておけばかなり楽になる。 ただし、使い魔が掃除できていないと、まどかのチャージ攻撃は妨害されてしまうので注意。 ほむらの時間停止は自身の攻撃の為の補助、まどかのチャージ攻撃の補助、 使い魔を無視して一気に近づくための手段と使い道は複数あるが 因果値が低い場合はせいぜい二回使用が限度なので、よく考えて使いたい。 周回してステータスポイントなどの強化が狙える場合はほむらを強化して分隊支援火器をとっておくと無属性かつ長射程でかなり楽になる。 その場合でもまどかが天上の祈りを取得できるようなステータスになるようにポイントは割り振ったほうが良い。 ちなみにさやかシナリオではワルプルギスの夜はイベントバトルで勝手に負ける。 杏子シナリオ ほぼ杏子一人で戦うことになる。 遠距離攻撃の敵が多いため、謎の魔女結界クリアでの各種強化ポイントを取得していない場合はかなり大変である。 無理そうだと思ったらさっさとギブアップをし(杏子の因果値が増える)謎の魔女結界をある程度クリアしてこよう。 なお、強化ポイントによる強化は現在・過去で共通なのでいつ使用しても構わない。 落書きの魔女の使い魔 次のハコの魔女が大変なのである程度スペルブックを拾っておこう、最低でも「飛槍」の分くらいは欲しい。 また、杏子を魔女化させる場合はほむら用にスペルブックを稼いでおくと後が楽になる。 ただし過去編に入るとスキルがリセットされるので、この時点では最小限のスキル以外のスペルブックは温存すべし。 扉のある部屋を発見した時点で終了になるので、スペルブックを集める場合はあまり歩き回らないように。 スペルブックを集める場合、盗むと盗む防御があったほうが良い ピンクの車 盗む::盗まれただ場合取り返して終わりなのでアイテムが沸いても返却品しか出ない 宙に浮いた船 これを残すと召還で数が増えるので稼ぐときは殺さないようにしたい 飛行機 長射程なので結界で防いだり、こちらも射撃で倒したほうが良い ハコの魔女 最難関。やたら逃げ回るので「突き」ではダメージを与えにくい。 落書きの魔女の使い魔で手に入れたスペルブックで「飛槍」「打突」を習得させておくと楽になる。 銀の魔女 マミルートの時と同じく、端の方に位置しながらチャージ攻撃を回避してちまちま突いていく。 ここに来るまでレベルが上がってるはずなのでハコに比べると戦いやすいはずだ。 人魚の魔女 イベント戦闘。ダメージを食らうとすぐにほむらがやって来て終わる。 どうせなら落ちてるアイテムを手に入れればいい。 ちなみに杏子が魔女になろうがならまいが先走ったほむらが「ごめん、美樹さん」してしまうので杏子の手で決着はつけられない。 武旦の魔女 杏子魔女化√にて、ほむらソロ。 もし杏子を魔女にするのであれば、杏子の過去編が終了した後にもらえるptは使わずに取っておくと良い。 開始から数ターン後に、本体と同じ姿の分身2体が出現。 動くと本体と外見上区別がつかないので、1撃与えて本体を見極めること。 本体の槍は色つきで、分身の槍は灰色なのでよく見ると本体を識別できる。 また、時間停止すると本体のみうっすら色付きになるので更によく分かる。 先に番外編を出しているなら、ほむらの因果値を稼いでおくのも悪くない。 大丈夫。(クロックアップ→時間停止→その間に攻撃 というように)いつもどおりやれば何も問題ない。ガンバッテ! ちなみに杏子シナリオでもワルプルギスの夜はイベントバトルで勝手に負ける。 ほむらシナリオ ほむらの初期レベルこそ高いが、マミ・さやか・杏子の3人の加入状況は展開によってまちまち。 どんな展開であれ「ワルプルギスの夜」を倒さなければならないので、アイテムを無駄にしてしまうことはないように。 薔薇園の魔女、お菓子の魔女、ハコの魔女、影の魔女 特に苦戦しないで進むはず。スペルブックを拾えれば「分隊支援火器」あたりを早めに覚えておくと捗る。 ボス戦はクロックアップ→時間停止のコンポで。 薔薇園の魔女とその使い魔、影の魔女の使い魔(両手タイプ)等には属性の相性でチャージをキャンセルされてしまう点、 ハコの魔女には精神汚染で倍速が上書きされてしまう点には注意。 停止を使う時はそれらの妨害を受けないように相手の攻撃射程外からが安全。 落書きの魔女の使い魔 使い魔が高確率でスペルブックを落とすのでワルプルギスの夜との戦いに備えて乱獲しておこう。 リポップするという情報もあるので粘り強くフロアを歩き回ろう。 人魚の魔女 さやかを契約させてしまった上で魔女化を阻止出来なければ戦う事になる。選択肢によってほむら単独~杏子・マミが参戦する事に。 他のルートでの戦いとは異なり魔女の側面が壁で塞がれているため、魔女の剣攻撃を受けない側面に回りこんで一方的に攻撃する、という戦いはできない。 (射撃か「鉄砕鞭」のような斜めに攻撃可能な魔法であれば剣攻撃の射程外から攻撃可能) 車輪が強いので「分隊支援火器」で各個撃破していく。車輪はこちらに横を向けている時は攻撃してこない。通路上でなければ車輪の正面から軸をズラすように動けば安全に処理できる。 杏子が参戦する場合は「吹き飛ばし無効」と「魔女に与える鉄槌」あたりは覚えさせておこう。特に後者はワルプル戦でも有効。 いずれにせよ人魚の魔女はクロックアップ→時間停止で構わないが、人魚の魔女の剣攻撃はほむらやマミには属性不利で手痛い上にチャージをキャンセルされるので、 剣攻撃の射程である人魚の魔女の正面3マス外から仕掛けること。 舞台装置の魔女 ほむらには回復魔法が無いので回復アイテムの在庫が不安なら 暴風圏1でピンクのトイプードルが魔女のねっこ薬(500回復)を出すので5個や10個集めておいても良い。 使い魔、特に最深層の開幕3体が厄介なので、苦戦してしまうようなら予め「クロックアップ」or「アレグロ」で倍速になっておいて当該エリアに侵入し、「時間停止」でスルーしよう。 魔女本体と戦う際には、仲間が居るならマミの「絶対領域」もしくは杏子の「縛鎖結界」で炎攻撃を無力化するのが有効。 どちらも無理なら、ほむらの「ドレイン無効」でMPドレインだけでも防いでおきたいところ。 (縛鎖結界で無力化する際に結界を配置する位置はこちらのページを参照) マミ編同様、ビルを召喚された時は無駄な動きをせずに射程4攻撃で撃破しよう。HPは300程度。 ちなみに最後の足場で使い魔が召喚された場合も、他の足場にジャンプして戻れば使い魔は消える。 攻略法というわけではないが、時間停止中に一気にダメージを与えるなどして複数の会話イベント条件を一度に満たすと無限ロードになってしまうのであらかじめアップデートしてVerを1.01にしておくこと。 なお、この戦いでほむらが敗北すると、ゲームオーバーの際にほむらの魔女化CGが表示される。 魔獣 まどか概念化EDのエンディングでのイベントバトル。 Clarisの「コネクト」が流れる間、湧き出る魔獣をマジックアローで射殺していく。 向こうからは攻撃してこない。歌が終わるとオートで「侵食する黒い翼」が発動して終わり。 番外編 お菓子の魔女(第一形態→第二形態) 第一形態を倒すと、そのまま第二形態に移行。 舞台装置の魔女 ここまでダンジョンが一つしかないが、そのままで十分撃破可能。 クロックアップ→時間停止で一気に接敵し、縛鎖結界で無力化して杏子あたりで殴ればOK。 謎の魔女結界 喜悦の結界 薔薇園の魔女 通常攻撃の射程は3 チャージ攻撃のバインドは3マスランダムで配置される。発動時にその上に居るとバインドが発動? 取り巻き召喚は薔薇園の魔女の手下(造園係)とお菓子の魔女の手下(看護係) 攻撃を食らうと次のターンに移動する。移動場所は四方の隣接するどちらか。 衝(撃) 属性に弱い。 充足の結界 お菓子の魔女 第一形態では攻撃せず使い魔が8匹になるまで2or1匹召喚と移動を繰り返すのみ。HPは200程度? 召喚する使い魔はお菓子の魔女の手下(捜索係)。DEXアップを落とすので数狩れるなら命中確保に使えこの先の進展が楽になる。 第二形態では通常攻撃(絶対領域・縛鎖結界を除く安置なし)とチャージのいわゆるマミる攻撃。斬属性で阻止可能。 無駄にジャンプするよりは、さやかで本体を滅多切りにした方が早い。 チャージ頻度が高めなため、エッジを連打してるだけでも無傷で倒せることも。 足場にいる敵は人魚の魔女の手下(楽団員)と舞台装置の魔女の手下(アオハナ)。 愚者の結界 ハコの魔女 通常攻撃の射程は4、ノックバック効果付きの攻撃の射程は2マス吹っ飛ぶので注意。 使い魔共々射程が長く、ノックバックも使うのでまどかの長射程攻撃でさっさと仕留めるか、例によって時間停止で。 初期取り巻きは委員長の魔女の手下(ティーチャー)、召喚する取り巻きは人魚の魔女の魔法(車輪のしずく) 落書きの魔女 自身は攻撃をしてこない。 ある程度攻撃すると泣いて攻撃不能にしてくるが杏子の場合は無効パッシブがあると気にせず殴れる。まさに外道。クロックアップまたはアレグロで倍速にしたうえで連鎖結界で使い魔を隔離すればリンチできるよ(笑) 取り巻きは落書きの魔女の手下3種。隠れてる間に全滅させても補填はされるのでいない状態はないと思ったほうがいい。 例によって射程5倍速の飛行機型には注意。逆にこれさえ気をつければ楽勝。 弾刻の結界 銀の魔女 錆びたモードから使い魔3召喚を2回することで変身する。 使い魔は本編と同じく銀の魔女の手下のみ。 ちなみに、ここで召喚される使い魔は突属性ではなく衝属性である。ADVモードも然り。 錆びた状態だと鈍足状態で魔女の前方3*2マスにチャージ攻撃と使い魔召喚のみ。 錆びてない状態だと倍速状態、チャージの横幅3マスの高火力縦断攻撃と魔女の前方3*2マスチャージ攻撃。(倍速なので場合によっては1ターンで攻撃) 鈍足状態だとチャージ攻撃を回避できないことがあるので囲まれない&出来るだけ鈍足のままでいないことを努力して戦う方がいい。 無属性なのでチャージ阻止はできない。 芸術家の魔女 魔女の周囲2マス程度の射程のチャージ攻撃と門正面5マス程度のチャージ攻撃、反射バリアを張る、使い魔召喚の4種と移動しかしない。 召喚する使い魔は芸術家の魔女の手下(意欲作)と委員長の魔女の手下(ティーチャー)。最大数は8? どこか1箇所に使い魔を溜めさせれば安定して1 1を挑めるのでそこまでの準備と範囲攻撃・バリア状態にだけ気をつけよう。 ただしどちらの使い魔も射程攻撃を持ち、特にティーチャーは長射程なので厄介。 倍速時間停止で一気に畳みかけた方が楽かもしれない。 無属性なのでチャージ攻撃の阻止はできない。 人魚の魔女 通常攻撃の射程は魔女の正面の3マス。他は使い魔召喚(車輪のしずくと楽団員、車輪は最大4?楽団員は最大2) 数ターンに一度、1列おきに縦に車輪の突撃もしてくるがこれは使い魔を巻き込む。(楽団員はノックバックしない) 魔女の側面は攻撃されないので側面から攻めると良い。 また、楽団員が近くにいると演奏buffをかけてしまうので魔女の4マス以内に居るようなら排除する方が良い。 無属性なので火力重視で良い。 適当に居座ってvitアップを量産できるマップでもある。ノックバック無効の杏子がやりやすいかもしれない。 ただし、車輪と属性相性はよくないので注意。 忘却の結界 委員長の魔女 クラスメイトの他にティーチャーの使い魔が初期配置されている。 が、魔女・使い魔共に突属性に弱いので例によってまどかの射撃で問題無く片付く。戦い方もシナリオ時と同様で問題無い。 おめかしの魔女 攻撃手段・行動パターンはシナリオ時と同様だが、攻撃力などパラメータ的には忘却の結界相応に高くなっている。魔女・使い魔共に衝属性に弱い。 バインドは無効だが幻覚は有効。属性有利でバインドを無効化出来るマミがティロ・ボレー等の衝属性射撃で戦うか、杏子の幻覚で無力化を狙うのが効果的。 武旦の魔女 衝属性に弱い。前方一帯が範囲のチャージ攻撃と通常攻撃、使い魔(分身)の数が1以下?で再召喚をしてくる。最大3? どれが本体かは殴って確かめるか、槍の色で判別をする。範囲攻撃or状態異常を使うと楽。 舞台装置の魔女 今までと然程戦術の変更点はなし。 杏子の結界ハメも有効。 幻覚耐性は有り。 針の魔女 こちらまで接近し、射程3マスの睡眠が付加された攻撃をしてくる。 たまに移動では回避できないチャージ攻撃をしてくるが、マミの絶対領域なら無効化できる。 倒すと即忘却の魔女が現れるので注意。 衝(撃)属性に弱い。幻覚耐性なし。 忘却の魔女 針の魔女を倒すと即登場し、連戦になるので注意。 ワルプルギスの夜の使い魔(射撃型と格闘型のみ)を召喚してくる。 正方形のマップ中央に陣取り魔女は移動しない。十字方向にいるとドレイン効果のある炎を飛ばしてきたり、頭突き(?)をしてくる。 HPが減ってくると、こちら中心の範囲3*3マス指定の毒が付加されたチャージ攻撃を行ってくる。 開幕は使い魔が4体が付近にいるが、マミの魔弾の舞踏、ほむらの侵食する黒き翼範囲内なので一掃できる。 □□□×××□□□□□□×××□□□□□○×××○□□×××■■■××××××■魔■××××××■■■×××□□○×××○□□□□□×××□□□□□□×××□□□ こんな感じ。 ×の位置だと頭突きと炎の攻撃を受ける。 ○の位置だと炎と頭突きを食らわずに杏子・さやかだと鉄砕鞭・スクワルタトーレで攻撃可能で楽。後はほむらもその列なら時限爆弾が届く。 また、毒雨もさやか・杏子だとスティンガー・打突で回避しやすい。 使い魔が4匹居ないと再召喚しやすい傾向があるので使い魔をまとめて処理できるとその分攻撃される回数が減り楽になる。 使い魔(格闘)との属性相性でさやかが一番相性がいいかも。 また魔女のHPが高い状態で四隅に逃げれば使い魔からしか攻撃されなくなるので、絶好の稼ぎ場所となる。 射撃型はCON強化アイテム×5、格闘型はSTR強化アイテム×5をドロップする。 その他 救済の魔女 杏子編のエンディングにのみ登場、戦闘なし。アニメに比べてサイズが小さい。 尚、限定版の特典BDのイヌカレーイラストギャラリーに「救済の魔女内部」、「救済の魔女内部 中心部」の設定画が存在している。 此岸の魔女 ほむら編の魔女化バッドエンドにのみ登場、戦闘なしどころか1枚絵のみ。説明すらなく、名前もゲーム本編には出てこない(特典BDに載っている)。 ちなみに上の文字は魔女名のHomulillyで下の文字はgame overとなっている。 暗闇の魔女、犬の魔女、鳥かごの魔女 今回のゲームには未登場。 魔女要塞 首領 マホロア 魔女の首領。一人称は「私」。最終的には、ワルプルギスの夜を託すことになった。 司令官 ラグナス 司令官の1人。白い髪の毛をした、悪魔的な男性。マントをしている。一人称に「私」をつけて話す。 デルクス 司令官の1人。紫色の髪形。 ゼファル 司令官の1人。 手下 エシャロット 司令官の手下。まどかのような姿をしているが、実際は魔女。 アンモニス 司令官の手下。 ザファウト 司令官の手下。
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プレゼミレポ③要約へ ○魔女狩り 魔女≒太古から存在し、人びとの日常的要求に応えてきた呪術使いや病気癒しの女性 14c 魔女がキリスト教会から、誤てる教義や儀式やヒエラルキーをもったセクトとされる 魔女を他のものから見分ける指標・基準ができる →セクトとして魔女が追及されはじめる 教皇が魔女の邪説のドグマ的性格を確認、異端審問官に魔女追及の許可 14c末、悪魔教としての魔女の存在が自明視されるように →病気癒しの女=悪魔と結託した「魔女」 魔女=呪いやその肉体自体で人間に害をなす存在 悪魔学者に考えられたもっとも簡単な魔女の見分け方は「涙(改悛した者が罪を洗い流す)の欠如」 魔女は十字架を踏みにじり、自らの血で悪魔と契約書を交わす 魔女にしたてあげられた女性……大半が農村の貧しい女性、アウトサイダー 住民たちの要求に答えて善業を行ってきた人びと 都市エリート(司法官・教会改革者)によってあるべき秩序をおびやかす存在と思われた 「不穏分子」である魔女たちの排除のため、住民を駆りたてての駆りだし ←もてる民衆ともたざる民衆を対立させる図式 書物と説教による善悪の戦いを信じ、普及させる裁判官・法律家 ⇒中世を暗黒の時代として断罪した16c以降のルネサンス・宗教改革期にこそ魔女狩りが大展開した カトリックと新教の角逐魔女狩りが激しかった地域 古い異教的伝統ののこる山岳地帯や森林地帯 いくつかの文化が合流する辺境 カトリックとプロテスタントの角逐の場 魔女狩りの流行は両宗派に責任がある プロテスタントの布教家が新たに魔女狩りの風習をもちこんだ例 カトリックによるプロテスタントの再征服の過程で行われた大規模な魔女狩り ⇒両宗派の攻防、布教活動とむすびついていた魔女狩り 17c最初の四半世紀、1640s、1660sに魔女狩りが過熱 17c末、ヨーロッパからほぼ魔女狩りが消滅 ボルドーで一年に四百人 実際どのくらいの魔女が生まれたのか-多く見積もる見解とそうでない見解が存在 フランス:ボルドー、ロレーヌ、ナミュール伯領、ストラスブール→裁判官 ドイツ:トリエル、ヴュルツブルク、アイヒシュタット=バイエルン →カトリック再征服にともなう聖職者らによる魔女大迫害 cf.フランスのアルザス・ロレーヌ・フランシュ=コンテなどでも大迫害 ヨーロッパ随一の「魔女狩り」国ドイツでは1500-1749のあいだに三万人以上が火刑に 男の魔女(魔男)は1~2割 ○魔女集会「サバト」 魔女のセクト 「魔女」誕生の指標としての「魔女集会」、サバトの存在 一定の集合場所の成立が、本来の「魔女」と魔女狩りの誕生に符号 サバトについて……サバトに赴くのは日が暮れてから 箒に乗って空を飛んだり、自ら動物に変身して →民俗学的要素の影響である「夜間飛行」と変身 ⇒非常に古くから農村社会に存在するシャーマニスティックな豊饒儀礼 ←こういった民俗的イメージ+判事・異端審問官・悪魔学者らの妄想=サバトの誕生 キリスト教会を有機体のイメージでとらえる思想から、悪魔を頭とする魔女たちのセクトの存在を妄想 西アルプス地方で最初に民俗的要素とエリートの妄想が合体(1350頃) ←異端のワルドー派残党の存在、民俗的伝承と異端説の混淆 説教師の活躍 司法官や悪魔学者とともに説教師が風紀の粛正を説いて回り、サバトのイメージを普及 ex)シエナのベルナルディーノ 1409ドーフィネ地方とレマン湖近辺地方の記録 1450以降サバトが発展し定着 1486『魔女の槌』の出版により、サバト参加の有無が魔女審問の最重要要件に 悪魔の儀式 空を飛んでサバトに集い、悪魔の前で忠誠を誓う 化け物や動物の姿をした悪魔(しばしば、むかしから悪徳の権化である山羊の姿)から新たな洗礼を授かる 酒池肉林の騒ぎ、子供の肉が好んで食べられる人肉喰いの饗宴 社会不安の犠牲者 魔女セクトの発想= br同時期の他のアウトサイダーのグループ(娼婦、ユダヤ人、同性愛者、ライ病者、貧者ら)の隔離と迫害に呼応 →悪行をなして社会の安寧をおびやかすと考えられていた 14c半ば~後半 ペストなどの疫病が社会不安を増幅 妄想の産物であるサバトの位置を地理的に確定 ○魔女裁判と拷問 「目利き」の権威 「魔女」はいかにして特定され、どのような審理に付され、断罪・処刑されるのか 敬意と怖れを感じさせる病気癒しの女性 気がふれたり、貧窮したりして共同体からはじき出された者 共同体内部の危機=中世的な共同体内部の危機的亀裂・崩壊にさいして噂が沸き起こる ←貧富の差の増大、階層間対立の激化 「目利き」による魔女の指弾(15~17cフランス) 教会関係者ではないがその信用は絶大←下級裁判所がさかんに利用⇔高等法院は懐疑的 15c末 魔女裁判の管轄は教会裁判所→世俗裁判所へ 魔女狩りの熱心さ=上級裁判所<下級裁判所 cf.ドイツにおける魔女狩りの激しさ 淫乱な魔女 魔女としての罪過の確証の種類とその入手法……「悪魔学」が教授 実践においては裁判と拷問 裁判においてあげつらわれた魔女の悪魔的淫乱 ex)媚薬・沈黙薬を隠し持っていないか毛剃りをして調査 公然たるサディズム 悪魔が残した印を発見するため、裸体に針をつきたててゆく作業 権力をかさにきて公然とサディズムに耽る司法官たち ⇒中近世の魔女、ひいては女性の問題に深く関わってくる 水責め、火炙り、爪剥ぎ…… 拷問が行われる理由 尋問では自供が引き出せない場合 共犯者を見つけるため←集団でおこなわれるキリスト教社会にたいする「陰謀」の発見 拷問の手順 ①拷問器具や拷問を受けている人を見せる ②「水責め」「足炙り」「爪剥ぎ」「足責め」「肢体牽引」「ストラッパード」などの拷問 全面鏡張りの部屋で行い、見物人のサディズムに奉仕 拷問の制限や禁止もすぐに有名無実化 裁判官は被告の苦痛にまったく無頓着であった シナリオ通りの運命 悪魔学者による拷問の推奨―肉体に刻印された真実の叩き出しという発想 しぼり出された自供の反復性は、永遠の猿まねの世界=魔界の真実とみなされた ⇔裁判にかかわったものが皆拷問の効力を信じていたわけではない 自白がえられた時点で魔女として火刑台にのぼるというシナリオ 遺骸を灰にして消しとばす=悪の力を消滅させる意図 生焼けの遺骸をさらしておく=悪の力の恐ろしさに対する注意を喚起させる意図 ○悪魔学の深層 魔女をつくった悪魔学 15c末~17c後 魔女とみなす「基準」を定めた悪魔学者たちが輩出 ex)アンリ・ボゲ、インスティトリスとシュプレンガー、ピエール・ド・ランクルら ヤコブ・シュプレンガー、ハインリヒ・インスティトリス『魔女の槌』(1486年) 初期の代表的な悪魔学作品であり、裁判官の参照する基本文献 ←古代からの「権威」を援用したもので目新しいものはない 著者は魔女追及のための法的措置について教皇の認可を要請、異端審問を正当化 ⇒局地的であった魔女狩りの普遍化 女性は悪魔の手下 魔女は教会の霊的統一、信徒たちの共同体の市民的・政治的統一をおびやかすものと考えられた 女性への脅迫的な恐怖……なによりも女性が第一の悪魔の手下 女性は本性上男性より劣り、秩序形成作用を破壊する脅威であり否定的で不法の存在 「女性蔑視」の言説の連続……性についての書物としての『魔女の槌』 ⇒女性の性や内密な秘密についてすべて知りたいという男性の秘められた願望 女性は秩序を乱す 法学者、経済学者、人文主義者ジャン・ボダン『魔術師の悪魔憑き妄想(1580)』 裁判官アンリ・ボゲ『魔術師の忌まわしき業についての論(1602)』 裁判官ピエール・ド・ランクル『悪しき天使と悪霊の悪行の一覧(1612)』 魔女の働きは直接的に社会秩序を侵害するものと考えられた ex)共同体の価値を転覆、国家=王権の価値を侵害 絶対主義への貢献 魔女たちの告白の同一性←裁判における審問が厳密にコントロールされていたことを示す 悪魔学者がつくりあげたステレオタイプを復唱 ←活版印刷術の誕生による悪魔学書物のベストセラー化 ⇒魔女裁判の増殖、農村世界の呪術的思考を「悪魔化」 悪魔学は絶対主義確立に貢献……権力による異端の根絶、きびしい司法=刑事機構の成立を幇助 ⇒政治的文脈に位置づけられる悪魔学著作 ex)教皇権を擁護する『魔女の槌』、絶対王政、公共秩序、辺境(境界)擁護 ←農村社会の変容……人口増加、貨幣経済の進展、階層分化→農村共同体の解体と危機意識 ⇒アウトサイダーの女たちを危機乗り越えのために利用+司法機構・境界が利用+エリートの強迫観念 「女性恐怖」の無意識 悪魔学者は自然と超自然の境界を定めようとした ←悪魔の力とそのの作用について知りたいという欲求が高まった時代 魔女の行う超自然的現象を医学的に説明しようという傾向の強まり 17cとくに医学的ディスクールの台頭……原因:超自然⇒魂・身体の混乱 しかし、混乱をもたらす根源は悪魔であるとされたまま ←開明的思潮、合理主義、人文主義につきまとう、逆立した無意識の存在……「女性恐怖」が鍵 ○魔女はなぜ生まれたか 16,17cの魔女裁判の隆盛⇔「ルネサンス」「宗教改革」「科学革命」 近代の黎明を告げる大事件と、信じがたい兇行 教皇をはじめとするカトリック聖職者、プロテスタント改革者、学者らエリートによる魔女の仕立て上げ⇒なぜ? 比較的説得的な説明……社会的不寛容のひとつのあらわれ 強大な社会変動期、深甚な知的変容によるイデオロギー間抗争の犠牲となったのが魔女である ←異教的迷信の存在は事実、しかし、権力側は魔女と妖術の現実性を否認しようとしてきた 中世末にいたって態度を一八〇度回転⇒悪魔学による「体系化」が大規模な魔女狩りを正当化 教会は、悪の力をみずから生み出し、その存在の保証人兼粛清者となることによって権力基盤を固めようとした 変動する社会のスケープゴート 夥しい魔女の創出←当局側の考えの転回にとどまらず、それ相応の社会的理由があったはず 宗教戦争と宗教対立 中世的な安定した霊的秩序・神と人間の関係の崩壊、エリートたちの不安 ⇒悪魔とその王国の力を誇大に妄想 都市と農村の乖離……都市エリートによる裁判制度・理論の農村への持ち込み 粗野な習俗の洗練と善悪の峻別を強要 ⇒敵対する宗教の地に布教家を送り、それまで現地を誤謬に染めてきた張本人をアウトサイダーのなかに見出した 魔女迫害……カトリックが開始→プロテスタントが受け継いで増幅 ex)ルター、カルヴァン 農村のてんでばらばらな迷信→悪の原理の統括する体系的神話学に 農村内部の危機意識……人口増加、経済変容、階層分化 助け合いの精神の後退、危機の責任を負わせるスケープゴートの必要性 ⇒共同体意識が健全にひろまっていたときに人びとの慈善の対象ともなっていた貧しい女性たち=「魔女」に 都市エリートの強迫的な魔女の表象→農民に不安と苦悩+社会的危機に宗教的な説明・解決法をもたらした 社会的危機の原因を悪魔とその手下である魔女に帰した 危機解決方法……呪術、リンチ・私闘⇒裁判へ 16,17c、新たなタイプの農村エリートの誕生……富裕で読み書きができ、農村共同体の指導者的立場 キリスト教についての知識を有し、魔女と妖術の恐ろしさに敏感に反応 ←しかし、なぜとりわけ女性が迫害の対象となったのかについて十分理解させてくれない ⇒魔女が女性であったことの深い理由をさぐらなければ魔女迫害の理由も明かせない 正反対の女性像=聖女の姿とつきあわせて検証
https://w.atwiki.jp/majokuro/pages/93.html
魔女図鑑 ※表の編集方法を変更しました。各行の右端にある"編集"を押してください。(2012/12/3) 各表を直接編集する場合は魔女図鑑_コア、魔女図鑑_エリート、魔女図鑑_チャンピオンの各ページにてお願いします。 各テーブルごとに列名をクリックするとテーブルがソートされるようにしてみました。(2012/12/5) コア エリート チャンピオン コア No 名称 ☆ 最大LV コスト 初期攻撃力 初期防御力 最大攻撃力 最大防御力 耐久値 チャージターン スキル 進化後 進化前を越えるLv 編集 1 スライム ☆1 10 1 116 23 196 39 ∞ 2 なし ウーズ - 編集 2 ウーズ ☆3 30 3 157 31 417 83 ∞ 2 リキッド攻撃 - 編集 3 ピクシー ☆3 30 3 157 25 ∞ 2 フェアリー 編集 4 ∞ 編集 5 ハンター ☆2 20 2 120 29 291 70 ∞ 1 なし ヴィネ - 編集 6 ∞ 編集 7 アーチャー ☆3 30 3 417 67 ∞ エリート 編集 8 ∞ 編集 9 ゴブリン ☆2 20 2 128 33 309 80 ∞ 1 なし ゴブリン・ウォリアー - 編集 10 ゴブリン・ウォリアー ☆4 40 4 247 64 ∞ 1 先制攻撃 - 22 編集 11 ジャイアント・ベアー ☆4 40 4 256 67 ∞ 2 必死の反撃 ウォー・ベアー - 編集 12 ∞ 編集 13 ∞ 編集 14 ∞ 編集 15 アルカン・ボール ☆3 30 3 ∞ 2 なし アルカン・ボム 編集 16 ∞ 編集 17 ∞ 編集 18 ∞ 編集 19 ラバ・スライム ☆1 10 1 116 23 196 39 ∞ 2 なし ラバ・ウーズ - 編集 20 ラバ・ウーズ ☆3 30 3 157 31 417 ∞ 2 リキッド・攻撃 - 15 編集 21 ファイアー・ピクシー ☆3 30 3 157 25 ∞ 2 なし ファイアー・フェアリー - 編集 22 ファイアー・フェアリー 5 334 53 ∞ 2 マジックボール 編集 23 ラバ・ハンター ☆2 20 2 120 29 291 70 ∞ 1 なし フレイム・ハンター - 編集 24 フレイム・ハンター ☆4 40 4 233 56 ∞ 1 噛み付き攻撃 編集 25 フレイム・アーチャー ☆3 30 3 417 67 ∞ 2 フレイム・エリート・アーチャー 編集 26 ∞ 編集 27 フレイム・ゴブリン ☆2 20 2 128 33 309 80 ∞ 1 なし ウィザード - 編集 28 フレイム・ウィザード ☆4 40 4 247 64 ∞ 1 先制攻撃 編集 29 ラバ・ジャイアント・ベアー ☆4 40 4 256 67 ∞ 2 なし ラバ・ウォー・ベアー - 編集 30 ラバ・ウォー・ベアー 6 518 135 ∞ 2 必死の反撃 編集 31 ファイアー・スピリット 3 30 3 157 69 417 183 ∞ 2 エレメント 編集 32 ファイアー・エレメント ☆5 50 5 334 147 ∞ 2 エレメント死守 - 編集 33 ∞ 編集 34 ∞ 編集 35 ∞ 編集 36 ∞ 編集 37 スワンプ・スライム ☆1 10 1 116 23 196 39 ∞ 2 なし - 編集 38 スワンプ・ウーズ 30 3 417 ∞ 2 リキッド攻撃 - 編集 39 ∞ 編集 40 ∞ 編集 41 ウッズ・ハンター ☆2 20 2 120 29 291 70 ∞ 1 なし マジック・ヴィネ・ハンター - 編集 42 マジック・ヴィネ・ハンター ☆4 40 4 233 56 ∞ 1 噛み付き攻撃 - 22 編集 43 ∞ 編集 44 ∞ 編集 45 ウッズ・ゴブリン ☆2 20 2 128 33 309 80 ∞ 1 なし ゴブリン・シャーマン - 編集 46 ゴブリン・シャーマン ☆4 40 4 247 64 ∞ 1 先制攻撃 編集 47 ∞ 編集 48 ∞ 編集 49 ∞ 編集 50 ∞ 編集 51 トレント・シード ☆3 30 3 ∞ 2 なし - 編集 52 ∞ 編集 53 ∞ 編集 54 ∞ 編集 55 サンダー・スライム ☆1 10 1 116 23 ∞ 2 なし ウーズ - 編集 56 サンダー・ウーズ 30 3 417 ∞ リキッド攻撃 編集 57 ∞ 編集 58 ∞ 編集 59 ライトニング・ハンター ☆2 20 2 120 29 291 70 ∞ 1 なし サンダー・ハンター - 編集 60 サンダー・ハンター 4 233 56 ∞ 1 噛み付き攻撃 編集 61 ライトニング・アーチャー ☆3 30 3 157 25 ∞ 2 エリート・サンダー・アーチャー 編集 62 ∞ 編集 63 サンダー・ゴブリン ☆2 20 2 128 33 309 80 ∞ 1 なし サンダー・ウィザード - 編集 64 サンダー・ウィザード 4 247 64 ∞ 1 先制攻撃 編集 65 ∞ 編集 66 ∞ 編集 67 ∞ 編集 68 ∞ 編集 69 ライトニング・ボール 30 3 ∞ サンダーボール 編集 70 ∞ 編集 71 ∞ 編集 72 ∞ 編集 73 アイス・スライム 10 1 196 39 ∞ ウーズ 編集 74 アイス・ウーズ 30 3 417 ∞ リキッド攻撃 編集 75 アイス・ピクシー ☆3 30 3 157 25 417 ∞ 2 なし アイス・フェアリー - 編集 76 ∞ 編集 77 アイス・ハンター 20 2 291 70 ∞ フローズン・ハンター 編集 78 ∞ 編集 79 ∞ 編集 80 ∞ 編集 81 アイス・ゴブリン 20 2 309 80 ∞ ウィザード 編集 82 アイス・ウィザード ☆4 40 4 247 64 ∞ 1 先制攻撃 - 22 編集 83 ∞ 編集 84 ∞ 編集 85 ∞ 編集 86 ∞ 編集 87 ∞ 編集 88 ∞ 編集 89 ∞ 編集 90 ∞ 編集 901 フェアリー・ドッグ ☆1 1 1 10 10 10 10 ∞ 1 なし - - 編集 902 フェアリー・ラビット ☆1 1 1 20 20 20 20 ∞ 1 なし - - 編集 903 フェアリー・キャット ☆3 1 1 50 50 50 50 ∞ 1 なし - - 編集 904 スプライト・ドッグ ☆2 1 1 20 10 20 10 ∞ 1 なし - - 編集 905 スプライト・ラビット ☆3 1 1 50 25 50 25 ∞ 1 なし - - 編集 906 スプライト・キャット ☆4 1 1 100 50 100 50 ∞ 1 なし - - 編集 907 フェアリー・ドレーク ☆3 1 1 1 1 1 1 ∞ 1 なし - - 編集 908 フェアリー・ドラゴン ☆4 1 1 1 1 1 1 ∞ 1 なし - - 編集 909 フレイム・フェアリー・ドッグ 1 1 10 10 ∞ 編集 910 フレイム・フェアリー・ラビット 1 1 20 20 ∞ 編集 911 フレイム・フェアリー・キャット ☆3 1 1 50 50 50 50 ∞ 1 なし - - 編集 912 フレイム・スプライト・ドッグ ☆2 1 1 20 10 20 10 ∞ 1 なし - - 編集 913 フレイム・スプライト・ラビット ☆3 1 1 50 25 50 25 ∞ 1 なし - - 編集 914 フレイム・スプライト・キャット ☆4 1 1 100 50 100 50 ∞ 1 なし - - 編集 915 フレイム・フェアリー・ドレーク ☆3 1 1 1 1 1 1 ∞ 1 なし - - 編集 916 フレイム・フェアリー・ドラゴン ☆4 1 1 1 1 1 1 ∞ 1 なし - - 編集 917 ウッズ・フェアリー・ドッグ 1 1 10 10 ∞ 編集 918 ウッズ・フェアリー・ラビット 1 1 20 20 ∞ 編集 919 ウッズ・フェアリー・キャット ☆3 1 1 50 50 50 50 ∞ 1 なし - - 編集 920 ウッズ・スプライト・ドッグ ☆2 1 1 20 10 20 10 ∞ 1 なし - - 編集 921 ウッズ・スプライト・ラビット ☆3 1 1 50 25 50 25 ∞ 1 なし - - 編集 922 ウッズ・スプライト・キャット ☆4 1 1 100 50 100 50 ∞ 1 なし - - 編集 923 ウッズ・フェアリー・ドレーク ☆3 1 1 1 1 1 1 ∞ 1 なし - - 編集 924 ウッズ・フェアリー・ドラゴン ☆4 1 1 1 1 1 1 ∞ 1 なし - - 編集 925 サンダー・フェアリー・ドッグ 1 1 10 10 ∞ 編集 926 サンダー・フェアリー・ラビット 1 1 20 20 ∞ 編集 927 サンダー・フェアリー・キャット ☆3 1 1 50 50 50 50 ∞ 1 なし - - 編集 928 サンダー・スプライト・ドッグ ☆2 1 1 20 10 20 10 ∞ 1 なし - - 編集 929 サンダー・スプライト・ラビット ☆3 1 1 50 25 50 25 ∞ 1 なし - - 編集 930 サンダー・スプライト・キャット ☆4 1 1 100 50 100 50 ∞ 1 なし - - 編集 931 サンダー・フェアリー・ドレーク ☆3 1 1 1 1 1 1 ∞ 1 なし - - 編集 932 サンダー・フェアリー・ドラゴン ☆4 1 1 1 1 1 1 ∞ 1 なし - - 編集 933 アイス・フェアリー・ドッグ 1 1 10 10 ∞ 編集 934 アイス・フェアリー・ラビット 1 1 20 20 ∞ 編集 935 アイス・フェアリー・キャット ☆3 1 1 50 50 50 50 ∞ 1 なし - - 編集 936 アイス・スプライト・ドッグ ☆2 1 1 20 10 20 10 ∞ 1 なし - - 編集 937 アイス・スプライト・ラビット ☆3 1 1 50 25 50 25 ∞ 1 なし - - 編集 938 アイス・スプライト・キャット ☆4 1 1 100 50 100 50 ∞ 1 なし - - 編集 939 アイス・フェアリー・ドレーク ☆3 1 1 1 1 1 1 ∞ 1 なし - - 編集 940 アイス・フェアリー・ドラゴン ☆4 1 1 1 1 1 1 ∞ 1 なし - - 編集 941 ミコ ☆3 1 1 150 30 150 30 ∞ 1 なし - - 編集 942 フレイム・ミコ ☆3 1 1 150 30 150 30 ∞ 1 なし - - 編集 943 ウッズ・ミコ ☆3 1 1 150 30 150 30 ∞ 1 なし - - 編集 944 サンダー・ミコ ☆3 1 1 150 30 150 30 ∞ 1 なし - - 編集 945 アイス・ミコ ☆3 1 1 150 30 150 30 ∞ 1 なし - - 編集 948 ∞ 編集 951 ∞ 編集 954 ∞ 編集 コア エリート チャンピオン エリート No 名称 ☆ 最大LV コスト 初期攻撃力 初期防御力 最大攻撃力 最大防御力 耐久値 チャージターン スキル 進化後 進化前を越えるLv 編集 91 ハーピー ☆1 15 2 370 74 648 130 1 2 風の祈り ハーピー・クィーン - 編集 92 ハーピー・クィーン ☆3 35 6 520 104 2 2 風の祈り 編集 93 スピリット ☆3 35 6 473 114 2 3 ジーニーの恵み ジニー - 編集 94 編集 95 編集 96 編集 97 編集 98 編集 99 アルカン・ウィッチ ☆4 45 8 2 4 魔女のキス 編集 100 編集 101 スピーディー・キャット ☆2 25 4 387 77 962 192 1 2 ウォールジャンプ スピーディー・レパード - 編集 102 スピーディー・レパード 8 771 154 2 2 ウォールジャンプ 編集 103 マジック・アーマー ☆3 35 6 473 123 2 3 スーパーパワー ウォー - 編集 104 編集 105 ミニスター ☆2 25 4 316 158 787 394 1 2 ヒーリング フラーメン - 編集 106 フラーメン 8 631 316 2 2 ヒーリング 編集 107 リザード ☆3 35 6 552 221 2 3 マジカルUP アリゲーター - 編集 108 編集 109 フレイム・ハーピー ☆1 15 2 370 74 648 130 1 2 風の祈り クィーン - 編集 110 フレイム・ハーピー・クィーン ☆3 35 6 1392 278 2 2 風の祈り - 編集 111 フレイム・スピリット ☆3 35 6 473 114 2 3 ジーニーの恵み フレイム・ジニー - 編集 112 フレイム・ジニー 10 1013 243 3 3 ジーニーの恵み 編集 113 編集 114 編集 115 フレイム・ユニコーン ☆3 35 6 544 87 4 同時攻撃 フレイム・ウィング・ユニコーン 編集 116 フレイム・ウィング・ユニコーン ☆5 10 1165 186 3 4 同時攻撃 - 編集 117 フレイム・ウィッチ ☆4 45 8 2 4 魔女のキス 編集 118 編集 119 ファイアー・スピーディー・キャット ☆2 25 4 387 77 962 192 1 2 ウォールジャンプ レパード - 編集 120 編集 121 フレイム・アーマー 35 6 スーパーパワー ウォー 編集 122 編集 123 フレーム・ミニスター ☆2 25 4 335 168 787 394 1 2 ヒーリング フレイムフラーメン - 編集 124 編集 125 ラバ・リザード 35 6 マジカルUP アリゲーター 編集 126 編集 127 ウッズ・ハーピー 15 2 648 130 1 風の祈り クィーン 編集 128 編集 129 ウッズ・スピリット ☆3 35 6 473 114 2 3 ジーニーの恵み ウッズ・ジニー - 編集 130 編集 131 ウッズ・ストーン・ガード 35 6 回復リング ガーディアン 編集 132 編集 133 ウッズ・ユニコーン 35 6 同時攻撃 編集 134 編集 135 マンドラゴラ 8 魔女のキス 編集 136 編集 137 ウッズ・スピーディー・キャット ☆2 25 4 387 77 962 192 1 2 ウォールジャンプ ジャングル・スピーディー・レパード - 編集 138 編集 139 ウッズ・アーマー ☆3 35 6 473 123 2 3 スーパーパワー - 編集 140 編集 141 ウッズ・ミニスター ☆2 25 4 787 394 1 2 ヒーリング ウッズ・フラーメン - 編集 142 ウッズ・フラーメン ☆4 45 8 631 316 2 2 ヒーリング - 25 編集 143 編集 144 編集 145 ライトニング・ハーピー 15 2 648 130 1 風の祈り クィーン 編集 146 編集 147 ライトニング・スピリット 35 6 ジーニーの恵み ジニー 編集 148 編集 149 編集 150 編集 151 ライトニング・ユニコーン ☆3 35 6 544 87 4 同時攻撃 サンダー・ユニコーン 編集 152 編集 153 ライトニング・ウィッチ ☆4 45 8 4 魔女のキス サンダー・クイーン 編集 154 編集 155 ライトニング・スピーディー・キャット ☆2 25 4 387 77 962 192 1 2 ウォールジャンプ サンダー・スピーディー・レパード - 編集 156 編集 157 ライトニング・マジック・アーマー 35 6 スーパーパワー ウォー 編集 158 編集 159 ライトニング・ミニスター 25 4 787 394 1 ヒーリング フラーメン 編集 160 編集 161 ライトニング・リザード ☆3 35 6 マジカルUP 編集 162 編集 163 アイス・ハーピー ☆1 15 2 370 74 648 130 1 2 風の祈り アイス・ハーピー・クィーン - 編集 164 アイス・ハーピー・クイーン ☆3 35 6 520 104 2 2 風の祈り - 編集 165 アイス・スピリット 35 6 ジーニーの恵み ジニー 編集 166 編集 167 編集 168 編集 169 編集 170 編集 171 スノー・ガール ☆4 45 8 2 4 魔女のキス 編集 172 編集 173 スノー・スピーディー・キャット ☆2 25 4 962 192 1 2 ウォールジャンプ スノー・スピーディー・レパード 編集 174 スノー・スピーディー・レパード ☆4 45 8 771 154 2 2 ウォールジャンプ - 26 編集 175 アイス・アーマー ☆3 35 6 473 123 2 3 スーパーパワー アイス・ウォー・アーマー - 編集 176 編集 177 アイス・ミニスター ☆2 25 4 316 158 787 394 1 2 ヒーリング アイス・フラーメン - 編集 178 アイス・フラーメン ☆4 8 631 316 2 2 ヒーリング - 編集 179 アイス・リザード ☆3 35 6 449 180 2 3 マジカルUP アイス・アリゲーター 編集 180 アイス・アリゲーター ☆5 10 963 385 3 3 マジカルUP - 編集 946 メガミ ☆4 1 1 500 100 500 100 2 3 魔女のキス - - 編集 949 編集 952 タイガー・マスター ☆3 1 1 1 1 1 1 3 なし - - 編集 955 編集 コア エリート チャンピオン チャンピオン No 名称 ☆ 最大LV コスト 初期攻撃力 初期防御力 最大攻撃力 最大防御力 耐久値 チャージターン スキル 進化後 進化前を越えるLv 編集 181 ラクシャーサ ☆2 30 8 1159 278 1 4 ラクササの剣 ラセツ - 編集 182 編集 183 オーガ ☆3 40 12 1414 368 4 丸呑み攻撃 マンイーター - 編集 184 マンイーター ☆5 60 20 2979 775 2 4 丸呑み攻撃 - 編集 185 グリフィン ☆1 20 4 997 239 1 4 ダイビング攻撃 ウォー・グリフィン - 編集 186 ウォー・グリフィン ☆3 12 1414 339 1 4 ダイビング攻撃 - 編集 187 シー・ドラゴン ☆4 50 16 2565 923 6 ドラゴンの祈り - 編集 188 編集 189 アルケニー ☆3 40 12 1 5 封印シルク 編集 190 編集 191 ジャイアント・スネーク ☆2 30 8 1159 255 2909 640 1 4 ディープインタート ジャイアント・パイソン - 編集 192 ジャイアント・パイソン ☆4 16 2331 513 1 4 ディープインタート - 編集 193 編集 194 編集 195 ジャイアンテス ☆3 40 12 1807 723 1 5 ショック攻撃 タイタネス - 編集 196 タイタネス ☆5 20 3806 1522 2 5 ショック攻撃 - 編集 197 編集 198 編集 199 フレイム・ラクシャーサ ☆2 30 8 1159 278 1 4 ラクササの剣 フレイム・ラセツ - 編集 200 編集 201 ラバ・オーガ ☆3 編集 202 編集 203 ラバ・グリフィン ☆1 20 4 997 239 1 4 ダイビング攻撃 フレイム・グリフィン - 編集 204 編集 205 ファイアー・ドレーク ☆4 16 ドラゴンの祈り 編集 206 編集 207 ラバ・アルケニー ☆3 編集 208 編集 209 ラバ・スネーク ☆2 30 8 1159 255 1 4 ディープインタート フレイム・パイソン - 編集 210 編集 211 編集 212 編集 213 編集 214 編集 215 フレイム・エンジェル ☆3 40 12 1 5 神への祈り フレイム・アークエンジェル 編集 216 編集 217 ウッズ・ラクサーシャ ☆2 30 8 1159 278 1 4 ラクササの剣 ウッズ・ラセツ - 編集 218 ウッズ・ラセツ ☆4 16 2331 559 1 4 ラクササの剣 - 編集 219 ウッズ・オーガ ☆3 編集 220 編集 221 ウッズ・グリフィン ☆1 20 4 997 239 1 4 ダイビング攻撃 ジャングル・グリフィン - 編集 222 編集 223 エメラルド・ドレーク ☆4 50 16 1 6 ドラゴンの祈り 編集 224 編集 225 ウッズ・アルケニー ☆3 編集 226 編集 227 ウッズ・スネーク ☆2 30 8 1159 255 1 4 ディープインタート ジャングル・パイソン - 編集 228 編集 229 編集 230 編集 231 ウッズ・ジャイアンテス ☆3 編集 232 編集 233 編集 234 編集 235 サンダー・ラクシャーサ ☆2 30 8 1159 278 4 ラクササの剣 - 編集 236 編集 237 ライトニング・オーガ ☆3 40 12 1414 368 4 丸呑み攻撃 - 編集 238 編集 239 ライトニング・グリフィン ☆1 20 4 997 239 1 4 ダイビング攻撃 サンダー・グリフィン - 編集 240 サンダー・グリフィン ☆3 12 1414 339 1 4 ダイビング攻撃 - 編集 241 編集 242 編集 243 ライトニング・アルケニー ☆3 編集 244 編集 245 ライトニング・スネーク ☆2 30 8 1159 255 4 ディープインタート - 編集 246 編集 247 ライトニング・バード ☆3 40 12 1414 255 1 4 ラプトルの力 サンダー・ロック - 編集 248 サンダー・ロック ☆5 20 2979 536 2 4 ラプトルの力 - 編集 249 ライトニング・ジャイアンテス ☆3 40 12 1807 723 1 5 ショック攻撃 サンダー・タイタネス 編集 250 編集 251 編集 252 編集 253 アイス・ラクシャーサ ☆2 30 8 1159 278 4 ラクササの剣 フローズン・ラセツ - 編集 254 フローズン・ラセツ ☆4 16 2331 559 1 4 ラクササの剣 - 編集 255 アイス・オーガ ☆3 編集 256 編集 257 アイス・グリフィン ☆1 20 4 997 239 4 ダイビング攻撃 - 編集 258 編集 259 アイス・ドレーク ☆4 50 16 1 6 ドラゴンの祈り - 編集 260 編集 261 アイス・アルケニー ☆3 12 封印シルク - 編集 262 編集 263 アイス・スネーク ☆2 30 8 1159 255 4 ディープインタート 編集 264 編集 265 編集 266 編集 267 編集 268 編集 269 編集 270 編集 947 編集 950 編集 953 ライオン・ナイト ☆3 1 1 1 1 1 1 5 なし - - 編集 956 編集 コア エリート チャンピオン
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「…………もう一度、言ってくれるかしら?」 夏。照りつける太陽の光と、辺り一面に広がる向日葵畑。 その向日葵畑の世話をするのは『四季のフラワーマスター』風見幽香。 そんな彼女のもとを、この日、一人の男が訪れた。 「私と勝負してくれませんか?」 男は、ハッキリとそう言った。これで二度目である。 一度目は幽香も聞き間違いかと思ったが、男は至って大真面目といった様子だった。 「……本気で言ってるの?」 「ええ、本気です」 「あなた、私が誰だか知らないの?」 「知ってますよ。ここで私があなたの機嫌を損ねれば、私程度の人間は一瞬で殺されるということも」 ――面白い。 それが幽香の率直な感想だった。 殺されることが分かっていて自分に勝負を挑んでくる人間など、長い生涯で10人といるかどうか。 そんな愚かな男の存在は、駆け引きも何も無しに、単純に幽香の興味を引いた。 「……その勝負、受けてもいいわよ」 「ありがとうございます」 男は深々とお辞儀をした。男はこれから、幽香に殺されるかも知れない。 そんな相手に頭を下げることができる。彼はやはり変わった男だった。 「受けるかどうかはルール次第よ。さっさと言いなさい」 「話が早くて助かります」 この男がどれだけ馬鹿なのかは幽香も知らないが、『一瞬で殺される』ような相手にマトモな勝負を挑んでくる筈も無い。 いや、それ以前に。この男にも勝算があるルールでないと、幽香自身が楽しくなかった。 「ルールは簡単です。10秒間、私にください」 「…………10秒?」 「はい」 その発言が何を意味するのか、様々な戦いを経た幽香には即座に理解できた。 「それはつまり、あなたは10秒の間やりたい放題で、それに私が耐え切れば私の勝ちってことね」 「仰る通りです」 人間が勝つためには悪くない条件だった。 そもそも妖怪の攻撃力や耐久力を考えれば、これでもハンデと言えるかどうか怪しいものだ。 「でも、たった10秒でいいのかしら?」 「構いません」 「11秒になった瞬間あなたを殺すけど、それでも?」 「構いません」 幽香は明確に『殺す』と言った。しかし、男はまったく動じない。 それだけ自信があるのか、それとも相応の覚悟を持っているのか。幽香には知る由も無い。 「……それで、あなたが勝つ条件は?」 男の攻撃に幽香が10秒耐えることができたら、幽香の勝利。 しかし、男の勝利についての条件がいまだ提示されていない。 幽香は『相手を殺せば勝ち』という戦いには飽き飽きしていた。 だから、ここまで奇特な男がそんなありきたりで陳腐な条件を出そうものなら、男をこの場で殺すつもりだった。 が。 「条件は……あなたが『笑えば』私の勝ちです」 男は、そう言った。 「10秒間。あなたが笑わなければ、あなたの勝ち。笑えば、私の勝ちです」 「…………へぇっ」 ――こいつ、面白い。面白すぎる! 勝負も始まっていないのに、幽香は思わず声を上げて笑いそうになった。 やはり男は、奇特だった。 10秒間で笑わせられるか、などと馬鹿げた勝負、弾幕勝負や殺し合いを続けてきた幽香には初めての体験だった。 そして。それでも幽香は、そんな馬鹿げた勝負に臨むこの状況に、とても高揚していたのである。 「……いいわよ、そのルールで」 「こちらの言い分ばかり呑んでいただいて、助かります」 「気にしないで。私も、あなたがどんな奇策で来るのか楽しみよ」 幽香がそう言うと、男は少し笑みを浮かべた。表情を崩さなかった男が、今初めて笑ったのだ。 それは幽香としては些か気になるところだったが、それよりも今は勝負を始めたいという欲求の方が勝っていた。 「……それでは、始めましょうか」 「はい。『いつから』10秒にしますか?」 「もちろん、あなたが望んだ瞬間から」 咄嗟に男が動く。幽香の返事に呼応したかのように。 しかし、いくら反応が速くとも相手は幻想郷の大妖怪、風見幽香。 人間の不意打ちなど、幽香にとっては蚊が止まる程度の動きにしか見えていなかった。 が。これは弾幕勝負でも殺し合いでも無く、『笑わせれば勝ち』という変な条件があるわけで。 「……あなた、何してるの?」 男は幽香の足元に跪いて、彼女の右靴に手をかけていた。 変な条件があれば、その行動も得てして変になるものだった。 「靴を、脱がせてます」 「………………」 不意打ちには数多くあるが、よりにもよってなぜ靴なの? そんな疑念が幽香の頭をよぎったが、10秒はなすがままというルールである以上、脱がせやすいように右足を少し上げてやる。 「失礼します」 男の左手が、幽香の脚――正確には、ストッキングに覆われた右足首を軽く掴む。 (う、くすぐったい……) それを堪える幽香のことなど意にも介さず、男は右手でさっと靴を脱がせてしまう。 この間、僅か2秒。脱がすのが早かったのは、風見幽香という妖怪が気分屋で、本日は偶然にも紐靴を履いてこなかったからだ。 (……あれ、今……) 幽香の抱いた疑念。やはり、それは看過すべきものではなかった。 彼女は今更ながら、今の状況の不利さに気付いてしまったのである。 (…………しまった……!) 男が幽香の足首に触れた時、彼女は『くすぐったい』と思った。 足首を軽く掴まれただけで、そう思わされた。それは紛れもない事実。 そして、こそばゆいと思ったから、堪えた。『何を』堪えていた? それは―― 『笑う』こと。 人間だけではない。妖怪だって、くすぐったいと思えば笑ってしまう。 そして、足首などよりもっとくすぐったい部分というのが、足にはあるわけで。 そこをくすぐられたりすると―― 「いきますよ?」 「! ま、待っ――」 ――もう、遅かった。 男の指は、無慈悲にも。 幽香の、敏感な部分である足の裏を――縦横無尽に、這い回った。 「あ……あっ、あはッ、あはははははははッッ!!」 笑った。風見幽香が、笑った。ただの人間の男が、ただ指で触れただけで。 「ふひぁっ、やっやめっきゃははははははははっっ!!」 笑った時点で幽香の負けは決定したのだが、男はソレを止めようとしない。 それどころか男の五指は更に容赦なく、彼女の足裏を責め立て続ける。 「ふひゃっ、あヒャはははハハハははははッッッ!!」 「あと5秒」 (あっ、あと5秒っ!? 頭がおかしくなっちゃうッ……!!) 手を使って男を引き剥がすのも幽香には容易いことだったが、 勝負事にはルールに則って臨むというプライドが、それを許さなかった。 「ひぃぃむっ無理っひゃはハハハははハハっ!!」 幽香の『無理』という言葉も聞き入れられず、指の這いずり回る動きはより激しくなっていく。 それでいて男の指は、幽香の『感じる』場所を丹念に責めあげてくるのだ。 「ひひゃはハハハははッッ、きゃははははッッイヤいやッ、いやァァぁぁ!!」 イヤイヤと頭を振りながら必死に中断を懇願する幽香。 永き幻想郷の歴史で、彼女のこんな姿を見た人間などいるだろうか。 「はい、終わりです」 前触れもなく、男が幽香の足から手を離す。 幽香にとって、それは永遠に続くかと思われた地獄の時。 だがそれは、客観的に見れば勝負のルールに則った、ただの10秒でしかなかった。 「ハァッ、ハァッ……!」 幽香は男から離れると、どすっとその場に座り込んだ。 彼女の有様は酷いもので、髪は乱れ、足は痙攣し、 更にはその上気した顔が、彼女がどれだけ耐えようとしたかを物語っていた。 「ハァ、ハァ……やって、くれたわね……」 「落ち着きましたか?」 「だっ……誰のせい、よ……」 男は前かがみになって、座り込んだ幽香を見下ろしていた。 勝者と敗者。どちらがどちらなのかは、誰の目にも明らかであった。 しかし、やがて呼吸を整えた幽香は、不敵な笑みを浮かべて。 「……ふふ、ふふふ……」 「?」 男の目的が何かは知らない。なぜ挑んできたのかも分からない。 でも、負けたままではいられない。風見幽香という妖怪がそう考えるのは至極当然だった。 幽香は座ったまま、前かがみの体勢でいる男の肩を、逃げられないよう右手で掴む。 と同時に、左手で思い切り男の首をくすぐった。 「ほらっ、笑いなさいッ!」 勝負事で負けた以上、その負け方で雪辱を晴らさなければ気が済まない。幽香は意趣返しを望んでいたのだ。 だから、この男を痙攣するまで笑わせる。そう思っての行動だったのだが。 「………………」 「…………え?」 効いてない。幽香が肩を強く掴んだせいで先程は苦悶の表情を浮かべていたが、今はそれも収まっている。 それでも、男は幽香のくすぐりにピクリとも反応せず、ただ両の眼で幽香を見つめているだけだった。 「……これは、二回戦ということでいいのですか?」 「え……」 二回戦。幽香が自分から望んで仕掛けた、二回戦。 「え、ええ、そうよ。先に笑った方が負けで」 「分かりました」 その瞬間、男は幽香の脇下に両手を滑り込ませていた。 足の裏。続いて、脇の下。男の狙いは、悪くなかった。 だが。 「……甘いわよ」 「?」 「私、脇は全然なのよね」 「なんと」 男が幽香の脇をくすぐってみると、確かに幽香はまったく反応しなかった。 くすぐったいとかこそばゆいとか、そう感じる場所も当然ながら千差万別。 幽香の場合、足裏は弱いが脇下の感覚はかなり鈍いという、少し変わった体質だった。 「それなら、こうします」 「え」 男は脇下に通した手で幽香を起こし、そのまま腕を奥に差し込むと、彼女をぎゅっと抱き締めた。 「ふあっ!?」 「……可愛い声、出しますね」 男の抱き締める力が強くなる。幽香はそれでまた『可愛い声』を出した。 彼女としてはもう、笑うとか殺すとか、それどころの話ではなかった。 (なっ、何すんのよっ……こんなの、初めて……) それを言い出したら、幽香にとって他人に足の裏や脇の下をくすぐられることも、今日が初体験である。 それでも、幽香の頭はそれに気付かない程度に沸騰していた。 「まだ終わってませんよ」 「ふぇ?」 突如、幽香の背中に走る、悪寒にも似た感覚。 気が付けば、男は幽香と抱き合った状態のまま、彼女の背中に指を這わせていたのである。 男が、つぃ、と縦に線を引くと。 「ひあぁぁぁぁっ!?」 「今、笑いました?」 「はぁっ、はぁっ、わっ、笑ってない!」 『笑う』と言うよりは、むしろ。 男はそれが分かっていて、わざと幽香に確認した。 幽香もそんな男の意図に気付き、本当に殺してやろうかという気になった。 「睨まないでくださいよ。美人が台無しです」 「う、うるさいっ」 「ほら、笑って笑って」 またしても、突然の異物感。 幽香の背中。それも服の内側に、何かが入ってくる。 それは、男の手だった。 男は幽香の背中に回した手で、器用にもブラウスをスカートから抜き取り、手をブラウスの内側に入れていた。 幽香の綺麗な素肌の上に、ぺた、と男の手が張り付く。 「きゃあああああああッッ!!」 幽香の金切り声が向日葵畑に響き渡る。 彼女自身、自分にこんな声が出せるとは思っていなかったが。 「こ……殺すッ!!」 「その前に」 幽香が腕を振り上げ、男の顔面を破砕しようとした瞬間。 「!? あはっ、いひゃははははははははっっっ!!」 守るモノの無い幽香の背中を、男の指が容赦なく這いずり回る。 先程足の裏を責められた時より、更に激しく、大胆に。 「また私の勝ちですね」 「うるっうるしゃひふひゃははははははははッッ!!」 男を押しのけようとする幽香だったが、力の入らない手ではそれすらも叶わない。 それを見た男は幽香が抵抗できないと悟り、背中から脇腹に手を移動させ、脇腹を爪先でそっと撫で付けた。 「ふひゃふうぅっっ!?」 笑いから突然転じた為、故意には発せないような声を上げて悶える幽香。 男の手はそれだけでは飽き足らず、貪欲に幽香の素肌を蹂躙していく。 脇腹から腹へ、男の指先がゆっくりとなぞりながら移動する。 「ひゃぁぁぁぁん……っ!」 男が幽香のブラウスを少し捲り上げると、彼女の肋骨が露になった。 息を乱して目の焦点も曖昧になっている幽香は、そんな痴態を晒しても、もはや何も感じなくなっていた。 男は幽香の肋骨の上に、すっと爪を這わせていく。 「ふひゃああぁぁぁっ……」 男は右手の爪で肋を責め立てている間も、左手で背中に指を這わせ続けていた。 幽香はもはや、男のなすがままだった。 くすぐりっていいなと思って書いた。 続きは無い。 妙なエロスが・・・ -- 名無しさん (2010-05-12 14 18 34) 俺やたらと擽りに耐性有るんだよなぁ……どうでもいいけど -- 名無しさん (2010-05-12 17 34 29) くすぐりとか耐えらないなぁ… 相当私は弱いから気絶しそう… -- 名無しさん (2010-05-12 19 59 47) 続きは無いとかいわないでくれ… この後男がどうなるか気になるじゃないか -- 名無しさん (2010-05-12 22 45 58) これからというところで続きが・・・! -- 名無しさん (2010-05-12 23 05 13) 俺なら調子に乗りすぎると後が怖いからさっさと帰るな。 幽香がやり返してこないのは「勝負事だから」らしいし。 -- 名無しさん (2010-05-12 23 40 11) 興奮した -- 名無しさん (2010-05-13 05 19 04) なんだか男の方が妖怪っぽいな、人間なのに -- 名無しさん (2010-05-13 09 38 00) ↑↑↑ バカヤロウ!! やり逃げとか中途半端な事言うんじゃねぇ!! こういうときはなぁ、幽香のS成分を搾り取ってM属性に目覚めさせて『ま、また勝負してあげてもいいわよっ』とか言うようになるまで続けるんだよォォォ!!!! -- 名無しさん (2010-05-13 17 10 55) その発想は無かった -- 名無しさん (2010-05-13 17 51 01) M幽花にしてしまおうって事か!! -- 外道 (2010-05-13 18 14 04) ふぅ・・・ -- 名無しさん (2010-05-13 19 23 36) 続きは脳内妄想しながら今日は眠ります -- 名無しさん (2010-05-14 00 42 24) さて、どんな夢だったか聞かせて貰おうか -- 名無しさん (2010-05-14 15 55 29) なんというエロス、さすがゆうかりんやでぇ -- 名無しさん (2010-06-21 09 43 12) 勿体無いな。 足の裏をくすぐるよりも、舐めたり、くんかくんかしたほうがいいに決まってる。 -- 名無しさん (2010-06-22 19 01 43) ↑お前は何もわかっていない!確かに、なめたり、くんかくんかするのもいい!だがっ!その行為にはそれだけしかないだろう!?そんなものにはエロスも何もなああぁぁぁい!!いいか?くすぐるということは、くすぐられている間、そのくすぐったさに耐え続けなければならないということだ!想像してみろ!くすぐられ続けて、だが笑ってはいけないと必至に耐える姿を!普段は強気なやつがただただ堪え続ける姿を!どうだ!?わかったならよろしい!さぁ、新たな世界へと旅立とうじゃないか!!……ふぅ、固有結界が発動してしまった、失礼 -- 変態紳士 (2010-06-24 02 10 50) ↑あなたが ネ申か -- 名無しさん (2010-06-24 10 15 51) 脱ぐわけでも喘ぐわけではなく ましてや直接的な性行為でもなく 笑い声だけで男を勃起させてしまうゆうかりんは本当にすごいと思いました。 ふぅ…… -- 名無しさん (2010-06-24 21 59 45) ……ふぅ -- 名無しさん (2010-06-25 23 24 13) とりあえずごちそうさまです -- 名無しさん (2010-06-26 23 30 16) この男の為すがままにされて堕ちていく幽香……ふぅ -- 名無しさん (2010-06-27 19 12 10) ここには変態しかいないのか?w -- 名無しさん (2010-07-12 01 50 42) ふぅ…ふぅ…ふぅ… -- 名無しさん (2010-07-12 12 37 39) ひぃ...ひぃ...ふぅ... -- 名無しさん (2010-07-12 21 19 20) くすぐった後は美味しく頂くんですね -- 名無しさん (2010-07-12 21 36 40) ↑幽香が・・・ですねわかります -- 名無しさん (2010-07-13 16 31 03) タイトルだけでおっきした -- 名無しさん (2010-07-23 21 24 42) ↑すばらしい感受性だ -- 名無しさん (2010-07-24 00 49 49) ↑ちょっ、おまいらwwww -- 名無しさん (2010-07-25 23 35 45) だるバむ -- 名無しさん (2010-08-18 14 12 28) どうでもいいが、肋骨が見えるまでブラウスをたくしあげても気づかないなら、そのさらに上までry -- 名無しさん (2010-11-04 05 24 13) やっぱり幽香は受けだな! -- 名無しさん (2011-01-14 00 50 37) 『勃起』してしまいましてね -- 名無しさん (2011-01-14 15 28 26) 面白いんじゃない? ただ、男の方も笑っちゃえば(笑) -- 名無しさん (2011-01-15 04 22 03) ↑男がくすぐられんのか!それはそれで… -- 名無しさん (2011-01-15 04 23 13) ふぅ… -- すっきり (2011-02-22 20 55 09) おっきした -- 名無しさん (2013-11-13 13 58 05) あひゃひゃ -- 名無しさん (2014-12-26 03 10 32) ふう... -- 名無しさん (2015-03-22 18 27 32) すごく興奮した。ちょっと勃った -- 名無しさん (2015-03-26 03 32 36) 野獣「ファッ!?」←テキストだけできたないし、くさい YUK姉貴「ふあっ!?」←ここが可愛い…エロいっ! -- 名無しさん (2015-07-31 02 37 33) むっほぉ!!!エヘッ、エヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ(ry このssの男うらやましい! -- 可哀相な奴 (2015-10-07 22 42 51) ↑うひゃひゃひゃひゃひゃひゃゃや同感www 幽香「…グシャ」その後 幽香「ご馳走でした… ウヒャヒャヒャ 幽香「…」 1分後幽香「ごちそうさま。…美味くない…」 -- 脳みそイカれてる奴 (2015-10-09 17 56 48) 変態を集める成分が幽香には大量にあるのだろう -- キング クズ (2016-07-15 00 57 39) ウフッちょっと勃起してしまいました -- 醤油パチュリー「私のせいで魔理沙がワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガワタシノセイデマリサガ」 (2016-07-24 09 55 41) ↑スマホがおかしくなってこんな意味不明なコメントになってました。スンマセン -- 醤油 (2016-07-24 12 07 00) 煙 -- 愛 (2018-02-17 17 48 05) エロが来ると思った(泣 -- 名無しさん (2018-02-17 19 30 38) ↑それな -- 名無しさん (2018-05-05 21 10 00) っぽい -- 映画 (2018-10-03 14 01 48) あけおめ -- ®️ (2019-01-18 15 51 06) はえー -- 名無しさん (2019-05-09 15 16 06) な に こ れ -- 了解ポヨ (2020-08-10 10 22 32) 名前 コメント
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part23 856 魔女のお茶会 雛ベアト陵辱です。 「あなた今、暇かしら。」 唐突に、ベルンカステルがベアトリーチェに尋ねた。 「えっと、はい。今は用事は特にありませんが…」 それにおどおどと答える。 「そう、それは良かった。」 ベルンカステルは微笑むと、言葉を繋げる。 「あなたを魔女のお茶会に招待しようと思うのだけれども、どうかしら?」 「魔女の…お茶会ですか?でも、私はまだ生まれたばかりで、魔法は…。それに…」 今は敵同士なのではないだろうか。 もじもじと詰まるベアトの背後で、蝶が集まり形作ると、ラムダデルタが姿を現した。 「はぁーい!!私も参加するわよ!!いいわよねぇベルン?」 ベルンカステルは特に気に留めた様子もなく、軽く返事を返した。 「…いいわよ。あんたも誘うつもりだったし。」 「ああんもーう、ベルン大好きーっ!」 ラムダデルタは、ごろごろと、ベルンカステルに擦り付いた。 その横でおどおどしているベアトに顔を向ける。 「あんた、立場の事気にしてるでしょ?」 「は、はい。あの、私…」 「なら尚更参加しなさいよ。相手の事を知っておくのも悪くないと思うわよ?」 悪戯っぽく微笑みかける。 「まあベルンのお茶会は梅干し紅茶とワインしか出ないから、初心者には厳しいかもしれないけどね!」 「あらそんな事ないわよ。ちゃんとお茶請けに暴君ハバ●ロと魔王ジョロ●アも用意してるわ。」 くすくすと、二人の魔女が小さく笑った。 「それにアンタの『お父様』は魔女としてのアンタに焦がれてる。魔女ならお茶会は喜んで参加するものよぉ!」 「そ、そうでしょうか…」 元のベアトリーチェも、お茶会を好み、よく開いていたという。 ただのお茶会だ、参加して魔女を知るのも悪くないかもしれない。と、ベアトは思った。 「じゃ、じゃあ是非お願いします。」 「ニ時間後に左の部屋で行うわ。」 「はい。」 「じゃあね。」 「失礼します。」 うやうやしくお辞儀をしたベアトの体は蝶の群れに融け、消え去った。 「ちゃあんと来るのよ?」 ラムダデルタとベルンカステルがくすくすと笑い声を漏らす。 「「今回のお茶会は、ベアトが主賓なんだから……」」 +++ 「ここで合ってますよね…」 少し早めに来て、先に待っていたベアトは部屋をきょろきょろと見回す。 そろそろ約束の時間だ。 ベアトが落ち着き無くテーブルに手を付いていると、部屋に二つの塊の蝶の光が形作った。 ベルンカステルとラムダデルタだ。 「あら、お待たせーっ!」 「ごめんなさいね、ちょっと準備に時間がかかったの。」 「い、いえ、大丈夫です。」 「じゃあ、始めましょ。」 ベルンカステルが軽く指を鳴らすと、テーブルの上に、満たされた紅茶が現れる。 「さ、どうぞ。」 「あ、ありがとうございます。」 ベアトはおずおずとティーカップを手に取り、紅茶を啜った。 中味は梅干し紅茶などではなく、普通の、ベアトが何の抵抗も無しに飲めるダージリンだった。 「おいしいです」 「そう。それは良かった。なら全部飲んでちょうだいね。」 「はい。」 「あらぁ良かったじゃないベアトぉ?ベルンが普通の紅茶用意するなんて滅多にないんだからぁー」 「うふふふ…飲んでもらわなきゃ意味が無いもの。」 ベルンカステルがラムダデルタと掛け合い始めた頃に、ベアトは紅茶を飲み終えた。 「あ、ご馳走様でした…。ありがとうございます。」 「あら、全部飲んだのね?」 こくり、とベアトは頷いた。 「それは良かったわ…うふふふ」 するとベルンカステルが手を上げ、指を鳴らすと、部屋に山羊の従者が現れる。 何故、山羊を呼ぶのだろう? ベアトが疑問に思ったその束の間、今度はラムダデルタが指を鳴らすと、ベアトの両腕を重い感覚が襲った。 見てみると、手錠を嵌められている。 「えっ……?」 更に戸惑うベアトの正面で、ラムダデルタが小さく笑った。 「うふふ……『魔女のお茶会』っていうのはねぇ…、お茶を飲んでお喋りするだけじゃないのよ?」 「えっ?、…と?」 状況の飲み込めないベアトは、ただ戸惑うばかりだ。 「お茶会っていうのは魔女の暇潰しよ。」 ベルンカステルがくすくすと薄く笑った。 「『魔女の暇潰し』だもの…たぁっぷり楽しませてね?」 「私たち、ここしばらく、すんごい退屈してたんだからねぇー?」 二人の魔女が言い終えると、部屋の隅にただずんでいた山羊達が、手を拘束されたベアトの元に迫る。 何が何だか分からないベアトにも、嫌な予感だけはひしひしと伝わった。 「なっ、何をするんですか…?」 ベルンカステルに尋ねた。 「とっても面白い事よ。ただし、私達にとっては、だけれど。」 山羊がじりじりと迫り来る。 逃げなければ、と思うのに、ベアトの体は思うように動かなかった。 手を拘束されているだけではない、まるで… 「あら、無駄よ。だって、あなた全部飲んだでしょう?愚かに、何の疑いも無しに。」 ベルンカステルの言葉の意味は、ベアトが自身の身体をもって理解した。 体が熱い。全身に力が入らない。息が荒い。 顔を上げると、山羊達がベアトの身体に手を掛けていた。 「ひっ…!?」 彼女は思わず小さく悲鳴を上げる。 「あら、やっぱり山羊ばっかりだと怖いかしら?」 すると、ラムダデルタが悪戯を思い付いた子供のような笑みを浮かべた。 「ねぇねぇベルーン、私、良いこと思い付いちゃった!」 「あら、なに?面白い事ならいいわよ。」 「ああーんベルン気前いいー!」 パチンと指を鳴らすと、ベアトに群がっていた山羊の姿が、黒い獣の姿ではなく、 「えっ……!?、お、とう、さま…?」 ベアトの愛する父、戦人へと姿を変えた。 「ふふ、面白いでしょう?」 目の前の戦人の姿をした山羊達が、ベアトのドレスの上に手を掛ける。 「ひっ……」 「山羊だと怖いだろうから、アンタの大好きな戦人にしといてあげたわ!安心して犯されなさい?」 二人の魔女がくすくすと含み笑いをする。 ベアトも、目の前の戦人の姿をした山羊達が戦人でないことは、頭ではすぐに理解した。 しかし、その動揺を隠せなかった。 その間に、山羊がベアトの上半身をはだけさせた。 白くて細い身体が、美しい肌が、大きな乳房が晒される。 「な、何を……、やっ……やめてくださいっ!」 ベアトが声を大にして叫ぶ。 しかし、その声が状況を変えることはない。 その叫びが、魔女の宴の始まりの合図となった。 後ろから羽交い締めにして押さえ付けた、ベアトのその口元に、大きく男性器をそそり立たせる。 「ひっ……!?」 初めて見るそのグロテスクな相貌に、ベアトは思わず小さく悲鳴を上げる。 その男性器が口元に押し付けられて、思わず顔を背けた。 「あら、もしかしてご奉仕の仕方も知らないのかしら?」 「生まれたてだもの、それは仕方無いんじゃなぁい?」 「それもそうね。じゃあ教えてあげなくちゃあね……!くすくすくすくす!」 ベルンカステルが戦人の姿の山羊達に指示を下す。 すると、一人がベアトの顎を持ち上げて押さえ付けた。 「……っ!?」 大きく口を開かれた状態にされたベアトは目を白黒させる。 その口に、そそり立つそれを押し込まれた。 「むっ……んっ!?」 「おっと……歯を立てちゃ駄目よ?」 「それは舐めるのよぉ?やってみなさい?」 ベアトは抵抗しようと試みるものの、手は愚か、口を閉じることすらままならない。 今の状態で、抵抗など不可能だった。 それに、目の前の山羊達は、山羊だが、姿は愛する父のものだ。乱暴などできない。 ベアトは言われた通り、不器用に舌を這わせる。 今までに知るはずもない男の匂いに、むせかえりそうだった。 「んっ……んんっ!!」 「ちゃんとやりなさいな」 ……ちゃんとできたら、ここから逃げられるのだろうか。 そんなわけはない、と思いつつも、ベアトは力の抜けた口で、懸命に唾液を絡ませながら奉仕した。 しかし、山羊には不満なようだった。 「んぅっ!?」 不意に、顔を手前に引かれ、肉棒が喉に押し当たる。 反射的に顔を反らしてしまうが、しかしまた肉棒を奥に押し付けられる。 「んッ…!んンぅ……!」 ベアトが苦しそうな声を上げるのに構わず、山羊のモノがベアトの口内を犯していく。 肉棒が口を出入りする度に、ベアトの唇の端からは、飲み込めなかった涎がはしたなく伝った。 口の中は、先走りの苦味がじわじわと広がっていった。 「そろそろかしら?ベアト、ちゃんと口を締めておくのよ。飲み溢すなんて盛り下がる真似したらタダじゃおかないわよ?」 「ベルンったら厳しーわねぇ!聞こえたぁ?ベアト?」 ベアトには聞こえていたが、意味は理解できなかった。 彼女の口内でびくびく跳ねるそれは硬さを増していく。 ドクンッ……! 「ンッ……!?」 それが突然跳ねたかと思うと、ビュルッ、ビュクンドクン、と音がして彼女の舌に苦味が広がった。 「っは、ぁ、けほっ、ゲホッ…!?」 ベアトはびっくりして思わず咳き込んでしまう。 口の端からは白濁が伝い、零れ落ちた。 ベアトは、それでも言われた通りに飲み込んだ。 「んっ……ぅ、ん」 唾液を溜めて、苦味をゆっくりと飲み下す。 すると再度、後ろの山羊の手が伸び、足を掴んだ。 「!?」 頭上からは、ベルンカステルのくすくすという笑い声が降りかかった。 「上手に飲めなかったわね。まだまだ宴はこれからよ?」 「な、何…を……、……っ!?」 ベルンカステルの合図で、ベアトのドレスのスカート部分が大きく持ち上げられ、小さいリボンの付いた慎ましやかな純白の下着が露になる。 「っ……!」 ベアトは、羞恥に顔を歪ませる。 そこに手を掛け、引きずり下ろされた。 ベアトのまだ誰にも汚されていない薄桃色の秘部が、大きく開かれ、晒される。 「ひ……ひっ、ぅ!?」 ベアトの顔が、更なる羞恥と恐怖に染まる。 「そこ」は既に、薬の所為か、愛液で濡れほそぼっていた。 更にそこを、くぱぁ…と開く。 「ぃやっ…!!」 開いたそこに、黒光りする男性器をぬめりと擦り付けられる。 擦り付ける度に、ぬちゅぬちゅと水音が響いた。 すると、更に数人の山羊ががっちりとベアトの身体を押さえ込んだ。 ただでさえ動けないベアトは、これで完全に身体の自由を奪われた。 「ひっ…あ、何すっ…!?」 その開いた足の間で擦り付けていた男性器を、一旦離す。 そして一気に体重を掛けて、男性器の先端で乱暴に、ベアトの秘部にねじ込んだ。 「いっ…やぁああっ!?」 濡れほそぼっているとはいえ、とても慣れたとは言えないそこを、乱暴に押し開いていく。 ブチリ、ブチ、ブチ、と、処女の犯される音がした。 男性器が奥に入っていくにつれて、ベアトは下半身を激しい圧迫感と熱、そして痛みに襲われた。 「あっ…!!痛、っ、痛いですっ…!」 コバルトブルーの瞳から大粒の涙を溢しながら、ベアトが訴える。 しかし、責めの手が休まることなど無い。 山羊のモノが、ベアトの慎ましやかな膣の内壁に擦り付け、強引に割り開いていく。 「ひっぁっ…!!!ん、ぅうっ!!!」 肉棒がベアトの中を擦る度に、ベアトから悲鳴が漏れる。 それでも、身体は反応して愛液で濡らしていた。 次第に、中で暴れる熱に、ベアトの声に快楽の色が混ざる。 「んっ…ぁアっ、!!ぁっ、やぁっ…んぐっ!」 その事にベアトは顔に戸惑いを浮かべるが、もはやされるがままだった。 目の前の山羊は見た目は戦人でも、山羊であって彼女の愛する『お父様』ではない。 しかし、どうしてもその姿を重ねずにはいられなかった。 自分ではないベアトリーチェを追い求め、自分の向こうに彼女を見るお父様。 「ぅ…くッ、ああ、お、おと、うさまぁ…」 哀しみとも悦びとも何ともつかない気持ちが、喘ぎ声に漏れ出る。 それを見たベルンカステルが笑う。 「くすくすくす…愉快だわ。……あ、そうそうベアト。ひとつ言い忘れていたのだけど。」 「んっ!えっ……ぅ?」 「この部屋、戦人の部屋の真横なのよね。」 「……、ッ!?」 思わず、ベアトは身を固くした。 すぐ隣の部屋には『お父様』が。 しかも、薄い壁一枚で隔たっているに過ぎない。 もしその薄い壁を通して漏れ出る声にお父様が気付いてしまったら。 ベアトが想像したそれは、最悪の光景だった。 「………ッ」 しかし、行為はそんな事には構わずに続けられる。 「んっ…んんんぅ…ッ!」 動けないながらも、ベアトは必死に声を抑える。 しかしそれも、数秒の抵抗に過ぎなかった。 ぐり、と角度を変え、更に強く突き上げられると、ベアトは声を我慢する事すらままならない。 「ひっ!!ぁっ、ああああッ!!」 突き上げられるままに、女の声で喘ぐのみだ。 「ほらほらベアトぉ、ちゃんと我慢しないと戦人に聞こえちゃうわよぉ?」 「んッ!んんぅッ!!あぁアっン!!」 ベアトは必死に声を押さえるが、身体は言うことを聞かずに快楽の悲鳴を上げる。 秘部からはかき混ぜられて泡立った愛液が、血に混ざって股を伝った。 そんな中、抽送は早さを増していった。 更に、後ろの山羊に、尻を撫で上げられる。 「ッ!?」 ベアトがビクンと跳ね上がる。 その尻をまさぐっていた手が、穴を見付けてぐりぐりと入れ込む。 ベアトはその指の、言い様の無い異物感と、膣を行き交う肉棒と擦れる感覚に悲鳴を上げる。 「やっ、ああぁああッ……!!そっち、やぁっ……駄目ですっ!」 すると、山羊はすぐさま自身を取り出し、その小さい穴を指で押し広げ、拡張しながら挿入した。 「っ!?ッぅウぁあああっ!?!!」 ズン、と肉棒に、腸を持ち上げられた。 ほんの数刻前まで処女だったベアトには、あまりにも強烈過ぎる刺激だった。 「あっ……アああああっ!!お父様……っ助け……ッ!」 思わず父を呼んでしまう。 もはや声を抑えようなど考える余裕すら無かった。 子宮を腸越しに刺激され、すぐにベアトの身体は限界を迎えた。 「ンんんッ!!あっ、ン、んん――ッ!!」 ベアトは、ビクンと跳ね上がり、声を出して仰け反った。 同時に、その胎内に白濁が注がれる。 たっぷりと、子宮の奥まで。 引き抜いた後には白い糸が引き、股からだらしなく垂れていた。 「……、はぁ、はぁっ…」 ベアトはぼーっとする頭を上げてしゃくりあげながら、ベルンカステル、ラムダデルタを見上げる。 「ぅっ……く、どうして…どうしてこんなひどい事を…っ」 「『こんなひどい事』?あら、これからあなたがされる事に比べたら、こんなの食前の漬物のようなものよ。」 「ッ……!?」 ベルンカステルが言い終わるや否や、再びベアトに山羊が覆い被さる。 「さあ山羊達、次は……そうね、お尻を徹底的に虐めてやりなさい?」 くすくすくすくす!と、二人の魔女が悪態を隠すこと無く笑った。 ベアトは、ただ青い顔をするしかなかった。 「大丈夫よ、ちゃあんと後で『お父様』の所に帰してあげるわ?ただし、その頃にはアンタはもうお嫁に行ける身体じゃないだろうけどねぇ……?」 くすくすくすくすくすくす! 魔女のお茶会 END 名前 コメント すべてのコメントを見る
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19.魔女と雷神 零 独りだった私 暗い培養液の底にいて ただ 誰かが見ているだけ 体は動いた でも、動かない 生きる理由も 何も知らない 何もできない だから、私は考えた 何も無い私が なんで言葉を知っているのか 考えるだけの毎日で 答えはすぐに出た 私は"普通"じゃないんだ。 でも"普通"を見たことがない 何も知らないのに、知っている自分が解らない だから普通じゃない のかな…? …………… ある日、培養液から出されて体が自由になった 立つこともできずに、座り込んでいると 私をいつも見ていた"研究者"ではない、和服の男の人が私の頭を撫でる 「お前は、名の無い実験体ではない 気高き魔女の炎を持っている 立ち上がれ スカーレット。」 私の頭を撫でていた手が 差し伸べられる 「あなたは、だあれ?」 私は問うた 男の名を 「紅葉を知らぬ、時の葉 お前と同じ物だ」 男も 問いに答える 「そう、私と同じなら 私も立つことができるのね」 葉の手を取り、私の物語は始まった――――― ――――――――――――――…… 私は一人だけど 独りじゃない こうして箱庭に一人でいるのも、好きだ 「…おーい……」 最近綺麗に咲いた、薔薇の花もある 「もしもーし…?」 「…何?」 でも今日は、隣に知らない女の子がいる 「何、じゃなくてさ これ、わたしが育てた花なんだよねぃ」 「…そう。」 「雪色のオールドローズ この季節にしか咲かないのよ」 「…そう。」 全てつまらなそうに、私は聞いていた 何故なら、いくらこの花のことを知ろうが より綺麗になるわけでもないから 知りたくもないし、知る必要もない 「だから、あげる」 「えっ……?」 思わず、隣にいる子の顔を見てしまう 私が驚いていると その女の子は嬉しそうに笑っていた 「やっと目を合わせてくれたね スカーレット。」 「…なんで私の名前を……?」 「んー…有名だし? 何より、私があんたと友達になりたいから!」 「友達なんて、いらないわ そんなことより、あなたの名前を教えてくれない?」 「友達じゃないのに、名前は聞くのかい?」 「私だけ知られてて、あなたのことはまったくわからないんじゃ 不公平よ」 「ふーん… わたしはマリアンヌ。 ファントムの中じゃ、"雷神"って名前で通ってるよー これでいいかな?」 「うん。」 私が始めて興味を持った 金髪の少女 "友達"という言葉の意味がよく理解できなかったけれど 嬉しかった。 その時話したことは、とりとめの無い なんでもないような話だったけど 私は、もらった薔薇を自分の名前にした。 この花はいずれ無くなってしまうけれど、私が生きている間は"咲ける"ように 一季咲きの オルドローズを
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唯「かぁいいよ、うい、かわいいっ」 憂「んむっ、んんっ……」 お姉ちゃんが私の頭をかかえて、ぐいぐい顔に押しつけます。 キスもここまで深くなると少し痛いですし、朝はおでこや鼻の下が赤くなっているのですが、 それでもお姉ちゃんに貪欲に求められるのが嬉しくて、気持ちいいのが冷めることはありません。 お姉ちゃんがおっぱいをぎゅうぎゅう押しつぶしてきます。 太ももに触れたお姉ちゃんのズボンが熱く、じっとり濡れているのがわかりました。 お姉ちゃん、またパンツ穿いてないみたいです。 おっぱいの感触でブラをしていないのは分かっていましたから、予想はしていましたが。 憂「ん、んぅっ……ぱぁっ」 唾を溜めて溜めて、舌がひたひたになるまで溜めてから、いっぺんに飲みこみます。 お姉ちゃんが、ちょっと名残惜しそうにくちびるを離しました。 唯「はあっ、は、は……ういー……」 切なく、お姉ちゃんが鳴きます。 熱くとろけた瞳で私を見つめて、不安げな呼吸を吐きかけてきます。 シャツの襟首に、むわりと暖かく濡れた感覚。 それを感じた途端、私たちの全身が汗だくになっているのに気付きます。 唯「脱がして……いい?」 憂「……うん、脱がして」 普段だったら、いいかなんて訊かないのに。 やっぱりお姉ちゃんも少しだけ、両親がいることを気にしているみたいです。 唯「へへっ……」 お姉ちゃんは、にっこり笑顔で私の腰の横に両膝を置いて膝立ちになると、 シャツの裾に手をかけました。 私も軽く腰を浮かして、お姉ちゃんが脱がしやすいようにします。 唯「……あ」 お姉ちゃんが何か気付いたように、小さく口を開けました。 憂「どうしたの?」 唯「あぁ、えへへ。……なんか今日は憂のいい匂いがすごいするなぁって思ったら」 唯「お風呂入ってなかったんだっけ。……ふふっ」 憂「……ぁ、うん」 そう言われるとかなり恥ずかしいです。 特に今はひどく汗をかいていて、 お姉ちゃんの汗と混じっていなければ臭さを感じていてもおかしくないくらいです。 お姉ちゃんは臭いと思ってないのか、急に不安になってしまいます。 唯「ねぇ、ういー」 うつむいた私の顔を、満面の笑みでお姉ちゃんが覗きこんできました。 唯「ちょっと時間かかるかもだけどさ、今日は憂のいろんなとこ舐めてみていーい?」 憂「ほえっ?」 お姉ちゃんの提案が出てきた理由がわからなくて、おかしな声がでます。 憂「お、お風呂入ってないよ?」 唯「だから舐めたいんだよ。憂の味がしそうだから」 憂「う……」 もとより興奮で顔は赤くなっていたと思いますが、 お姉ちゃんの言葉でさらに顔が熱くなります。 またも、じわりと汗がしみ出る感覚がしました。 唯「だめ……かな?」 お姉ちゃんがしょげたような顔をします。 ちょっと恥ずかしいけれど、だめなんて言えるはずがありません。 それに、いろんな所を舐めるって……いろんな所って、どこでしょう。 プレゼントボックスを開けるような期待があります。 憂「や、やってみる?」 唯「いい?」 憂「うん、いいよ」 唯「やった!」 お姉ちゃんは嬉しそうに笑って、ごそごそ私の服をまくっていきます。 唯「うい、ばんざい」 言われるままばんざいをして、すぽんとシャツを取られます。 慣れた手つきで背中に手をまわしてホックを外され、ブラジャーが投げ捨てられました。 唯「お姉ちゃんも脱いだほうがいい?」 憂「うん、はだかんぼになろ」 もぞもぞと服を脱ぎ出したお姉ちゃんの下で、私もズボンとパンツをみな下ろしました。 手は届かないので、ももを擦りあわせてゆっくり脚の先に持っていって、 どうにか脱ぎ捨てます。 すっぱだか同士になると、さすがに汗が冷たく感じました。 お姉ちゃんも同じだったのか、私に覆いかぶさってきます。 唯「はあ、はぁっ……ういぃ」 憂「んぁっ、おねえちゃん……」 そのまま、汗でぬるついた素肌をこすり合わせてしばし暖まります。 ぬちょぬちょと、普段は最後のときにしか聞こえない音がします。 汗って、けっこうえっちぃかもしれません。 唯「はぁ……ふぅっ」 再びお姉ちゃんの顔が赤くなって、首筋に汗が浮き始めます。 濡れた音とともに、お姉ちゃんが離れます。 唯「どこからにしようかなぁ~?」 数種のアイスを目前にした時のように笑いながら、お姉ちゃんは私の身体を指でなぞります。 首筋から、鎖骨の出っ張りを乗り越えて胸をくるくるめぐり、腋の下に指が入ってきます。 ちょっとくすぐったいです。 唯「お? ワキがいい?」 憂「ち、ちがうよ。くすぐったかっただけ」 私の反応を見逃さなかったのか、お姉ちゃんがそんな風に言います。 しかし腋もけっこう汗をかいている上、蒸れた臭いもすると思います。 できればお姉ちゃんに舐めさせたくはないのですが……。 唯「ふーん? まあいいや、ワキは後にとっておこうか」 どうやらお姉ちゃんの中で腋を舐めるのはもう確定みたいです。 憂「……」 そっとシーツを指で引っぱり上げて、右の腋に挟んでおきます。 臭くて嫌われたり、気を遣わせたりしたら情けないです。 唯「んー……」 お姉ちゃんは私の首筋をじっと見つめています。 ばれてないよね? 唯「首。舐めていい?」 憂「ん……いいよ」 どうやら気付かれていないみたいです。 首ぐらいならまだ大丈夫です。 あごを上向けて、首を差し出します。 お姉ちゃんがぐったりと体重をかけてきました。 身体の感触がじかに伝わって、本当にお姉ちゃんに全身くるまれているみたいです。 唯「ちゅっ、ちゅ」 まずは探るように、お姉ちゃんが唇を首に這わせます。 憂「ふふ……」 慣れない感覚がくすぐったくて、頬が緩みます。 私のすぐ下でお姉ちゃんがもごもご動いています。 お姉ちゃんの髪が肩を撫でていて、お姉ちゃんになったみたいで心地いいです。 唯「ん……」 ぬるりと舌が出てきました。 ひと舐めした後、味を確かめるように舌なめずりをしています。 憂「……ど、どう?」 唯「んーむ……しょっぱい感じ」 汗は主に塩分らしいですから、お姉ちゃんの感想ももっともです。 というか、こんなことを何故私は訊いたのでしょう。 唯「ん……れろれろ」 憂「ふぁ……しょっぱいんじゃないの?」 唯「うん、しょっぱいよ。ぺろっ、ぺろ……」 文句を言いつつ、お姉ちゃんは首をぺたぺた舐め続けます。 ざらざらした舌が這いまわる感触がくすぐったいです。 お姉ちゃんが柔らかい舌で私の汗を舐めとり、 代わりにくちびるから唾液をとろっと垂らして塗りつけていきます。 つばを垂らされた一瞬だけは暖かいですが、舌で伸ばされた後はひんやりと感じました。 1日ぶんの汚れた体が、お姉ちゃんの舌で丹念に洗われます。 ときたま、こくりと鳴っているお姉ちゃんの喉。 憂「はぁ、はぁっ……おねえちゃぁん」 感触としてはくすぐったいだけなのに、 お姉ちゃんが私の汗を舐めて飲んでいると思うと、快感が背筋を走っていきます。 唯「おいしいよ、憂……」 憂「やぁ、言わないでえっ」 ぞくぞく、お姉ちゃんの言葉に興奮が高まります。 こんな風に、おいしいおいしい言われながら全身舐められたら気持ちいいだろうなあ…… とは思いますが、さすがにそれはお姉ちゃんが大変でしょう。 唯「んむー……」 首回りがすっかり冷えたころ、お姉ちゃんの舌が移動し始めました。 鎖骨のくぼみに沿って強くこすられます。 唯「みゅふふ~」 おっぱいを寄せてむりやり谷間をつくって、そこを舌が通っていきます。 憂「おっぱい好きだね、お姉ちゃん?」 唯「憂が好きなんだよぉー」 むにむにおっぱいとほっぺたをくっつけて遊びながら言っても説得力がありません。 でも、おっぱいで楽しんでいるお姉ちゃんは子供みたいでかわいいので怒らないことにしました。 唯「でも今日はねー」 憂「やんっ……」 まるでついでみたいに乳首を指先でぴんぴんっと弾いてから、お姉ちゃんは顔を上げます。 見つめているのは、ぴったりと腕をくっつけて防御している私の腋。 唯「……嫌?」 憂「……いやかも」 汗はシーツに吸わせたぶん、そこまで大量にかいてはいないでしょうが、 腋を舐められるのはできるかぎり忌避したい事態です。 お風呂に入りもしないで腋だけ守ったところで、どうという訳でもないでしょうけど。 唯「憂の汗おいしいんだよ?」 憂「それでもいやだよ……」 唯「ねぇー、憂のワキなめたいよぉ。きっとすごくおいしいと思うんだ……」 濡れた瞳でお姉ちゃんが見つめてきます。 唯「ういー……」 ぐすっと鼻をすする声がしました。 舐めさせたくないのは、もはや私のわがままでしかないような気がしました。 実際汗が伝っていた首筋だって、お姉ちゃんはおいしそうに舐めてくれたではありませんか。 そして何より、汗をお姉ちゃんに舐められるということ。 汚れた私の身体をお姉ちゃんが清めてくれることに、 わずかながら私は快感を覚え始めていました。 憂「ちょっとだけだよ……?」 唯「やった!」 もぞもぞシーツを伸ばして腋から抜き取り、腕を上げます。 唯「おぉ……」 ぺろりとお姉ちゃんが舌なめずりをします。 いそいそと腋に顔を近づけてくるお姉ちゃんは、まるで駆け寄ってくるワンちゃんのようでした。 唯「すんすんっ」 腋をぐいぐい鼻で押して、お姉ちゃんが汗を嗅ぎます。 覚悟していたことだけど、恥ずかしい……。 唯「すぅーっ……」 胸一杯に腋のにおいを入れるお姉ちゃんを眺めていると、 なんとも言えない感情が頭を埋め尽くしていきます。 唯「いい匂いだよ、うい」 憂「うぅ……」 恥ずかしくて腕を下ろそうとしますが、 ぴくりと動かした瞬間に素早い反応で鷲掴みにされてしまいました。 唯「大丈夫。思ってたほどじゃないし」 憂「く、くさいってことじゃん!」 唯「くちゃいけど良い匂いなんだよ~♪」 そう言って、また鼻をぴこぴこ鳴らすお姉ちゃん。 一応汗は拭いたのに、それでもやっぱり臭いらしいです。 当然と言えば当然ですが、ちょっぴり自信喪失しちゃいます。 唯「ではそろそろ、いただきましょうか」 存分に腋を嗅ぎ尽くしたお姉ちゃんはふふんと笑い、 私の、1日お風呂に入っていなくて汗臭い腋に舌を合わせました。 3
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ーーー本当は、みんな助けたかったんだーーー 「・・・はっ!!」 ーーー動悸が荒い。 「夢・・・か・・・。」 生々しい、妙にリアルな夢。・・・それでいて、その光景は見た事もない。 まるで、これから起こる事の様な・・・。 「・・・馬鹿馬鹿しい。」 アスラン=ザラは頭を振ってシャワーへ向かう。熱いお湯を浴びて、頭を スッキリさせたかった。 アスランがカガリ付きの護衛兼オーブ教導大隊の指揮官に就任して既に1年 が経過、多忙な毎日を送っていた。何しろ、 「・・・この案件は、私自身が見ておきたい。」 「今回の慰問については、私も同席する。」 等という突発的な思いつきで行動するカガリに振り回されまくるからである。 アスランは一応とはいえ護衛長官も兼ねているので(人手不足の折、何でも やらなくてはならない。)神経の休まる暇も無い。 (・・・胃が痛い・・・。) 護衛たる者、有事があってはならない。完全主義者たるアスランに、手を抜く 謂われは無い。もっとも、カガリが「動物園に挨拶に行った」時にまでSPを 大動員させる事は無いとは思うが・・・。 (最近、メイリンとも逢ってないな・・・。) メイリンとお揃いのロケットを開くと、そこには仲睦まじい自分とメイリンの 結婚直後の写真があった。嬉しそうに微笑むメイリン、それを見てやはり微笑む 自分。あの日、あの時自分達がもっとも幸せだと思えた瞬間。 ・・・それが変わり始めたのは、いつからだろう。 何気なくアスランがメイリンに「今日の仕事」の話をしていた時・・・突然、 破局が訪れた。 「・・・もうイヤ!!!」 ばあんと、メイリンがテーブルを叩いた。豪華な料理がひっくり返り、高級 品のワインが床に落ちて転がる。 「・・・何をするんだ!?」 アスランも、語気が荒くなる。 「いっつも、いつも・・・カガリ、カガリ、カガリ!!何なの、ソレ!?今日 はやっと久しぶりに逢えたのよ!?一生懸命カガリ様のために働いて、やっと取 れた休みなのよ!?なのに・・・なのに、何なのよ!?」 「何を誤解して居るんだ!?俺は仕事の愚痴をしてただけ・・・!」 「嘘!じゃあ何でそんなに楽しそうにしてるのよ!?私と居る時より嬉しそう にして・・・!」 メイリンは何時しか泣き出していた。狼狽えるアスラン。 「私を見てよ!私と居る時ぐらい・・・!」 そう言って、メイリンは駆け出す。 「メイリン!」 慌ててアスランも追うが、メイリンが自室に飛び込む方が早かった。 どんどんどん、とドアを叩き続ける音がする。 「メイリン、開けてくれ!誤解だ、誤解なんだ!」 アスランの必死な弁明。だが、メイリンには届かない。 「何よ・・・何よ!カガリ・・・みんな、持ってる癖に!私にないもの、みんな 持ってる癖に!!私には、何もないのよ!?誰も居ないのよ!?アスランくらい・・・ 良いじゃない・・・・・・。」 メイリンはシーツに丸まり、何かに怯えるかの様に震えていた。 「メイリン、開けてくれ!メイリン・・・!」 アスランは、まだ叩き続けていた。爪が割れ、血が滲む。それでも構わず。 「俺には、君が必要なんだ!・・・君だけなんだ、もう!」 ーーー君ダケナンダ? 「俺は・・・俺は、ミネルバの皆は好きだった。皆、元気があって、若さがあって・・・好きだったんだよ。俺にとって、皆大事だったんだ・・・。」 ーーーミネルバ? 「ヴィーノも、ヨウランも、ルナ・・・君のお姉さんも助けたかったんだ。・・・ 俺が、殺した様なもんだ。・・・何がザフトレッドだ。何が前大戦の英雄だ! 俺が、何を守れたっていうんだ!!??」 ーーールナ姉サン・・・。 ーーーこの人は、馬鹿だ。 目に映る人全てを助けようとしてる。そんな事、出来るわけ無いのに。 それでも努力して、努力して、努力して・・・報われない事、知ってるのに。 ・・・それでも諦めきれないんだ、この人は。 その思いは、何故かーーーメイリンには心地よく、理解出来るものだった。 ーーーこの人の事は、私が一番理解出来るーーー。 ・・・何時間、経ったろうか。 不意に、メイリンとアスランを隔てていた扉が開く。 アスランは、がばっと身を起こした。疲れ切って、しゃがみ込んでいたのだ。 メイリンは、アスランのそばにより、両手を伸ばす。 「アスラン・・・。」 「メイリン・・・。」 二人とも、しばし無言でーーー自然にキスをした。 ややあって、メイリンが口を開く。 「・・・ねえ、アスラン。私、貴方のために平和な世の中を創ってみせる。誰も 泣かないで住む世界を創ってみせる。・・・そのためなら私、何でもするわ。カガ リ様のやり方じゃ、平和な世の中は創れない。・・・時間が掛かりすぎるのよ。 ・・・見ててね、アスラン。貴方のために平和な世の中を創ってみせるわ・・・。」 メイリンの瞳は、何処かアスランと違うものを見ていた。だが、アスランにもこれだ けは理解出来た。理解出来てしまった。 (・・・この子は、ああ、この子は・・・俺の歪みを・・・。) この瞬間、ようやくこの二人は『夫婦』になった。だがそれは同時に、男女として 永遠の別れを表していた・・・。 ーーーこの日、『治安警察の魔女』と呼ばれる女性が生まれたーーー
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「はて、このような摩訶不思議な事が起きようとは――この璃刃壊左、長生きはしてみるものですなぁ」 雨降る空の下、どこかの店の外よりその光景を見つめるは、丸い片眼鏡を掛けた一人の老翁。その礼儀正しき仕草に隠れ、相応の実力者であることを感じさせる かの者の名、璃刃壊左。東京の治安を守りし帝都八忍が一人 「然し、かの老婆、神子柴と申しましたか。まさか死者の黄泉還りをも容易く成そうとは。――先の彼女や、この身のように」 璃刃壊左は既に死んだ身の人間であった。極道共の悪だくみを察知し、それを止めんがために極道共を鏖に向かい、新種の麻薬(ヤク)らしきものを服用した「きわみ」なる男にあと一歩及ばず、せめてものとばかりに仲間たちに後を託し、この身は自爆したはずであったが 目が覚めれば可笑しな映画を見せられ、そして殺し合いを命じられる。いくら忍びの技とて人を黄泉還らせるのは不可能 「此度の件。どうやら解決には一筋縄では行かないようで」 90年以上生きてきた璃刃壊左にとっても、このような出来事や催しなど前代未聞である。だが、都市を守る忍者 として、巻き込まれた民は守り、同情の余地無き悪人は殺す そして最も重要であり、自分たちの命運を握っているであろう森嶋帆高の保護も 「――さて、そちらはどう思います哉。クラウゼア殿?」 壊左が声をかけた方に居たのは、座席に座る『クラウゼア』と呼ばれた女性。全身漆黒の闇色マント、頂点に向かって尖った鍔広の黒帽子。闇色の装飾よりも美しき濡烏羽色の長髪 彼女の名は『クラウゼア・鳳・オリハルゲルド』。オルハルコン大陸に存在『した』小さな国カライルーズを護ってきた魔女である 「――そうね。『魔女』として意見があるなら、あの殺された女が戦ってた魔物みたいなのからは魔力を感じたわ。最も、死者の蘇生なんて、いくら魔法と言えど不可能に近いわ」 「不可能に近い――ということは『不可能ではない』とも受け取ってもよろしいと?」 「どうかしら。寿命を伸ばす秘薬はあっても、不死を得る魔法なんて聞いたこと無いから」 冷めた表情と訝しむような視線を壊左に向けながらも意見を口にする魔女クラウゼア。正直な所、クラウゼアにとっては壊左という男に対し、この殺し合いに巻き込まれる経緯も含めて複雑な感情を向けていた まずこの二人が出会った経緯からして、壊左の忍びとしての雰囲気を感じ取ったクラウゼアが彼の気配に気づいたことによるもの 「やはり、私の事が信用でき無いようですな。ですが、仕方のないことでございまする。初対面で顔も知らぬ者同士、そう簡単に信頼できる関係になるとは思ってはおりませぬ」 「………」 まるで心の内を見抜かれたがの様な壊左からの発言に思わずクラウゼアの口が止まる クラウゼアはある男の奸計により冤罪を被せられ、ヒトモトの忍者イヌワシによって魔法を封じられ、悪魔審問に掛けられた 全てはカライルーズ取り込もうと暗躍せし軍事大国ドラケニアの密使たる宰相ガギロギアによる陰謀。刻み込まれた快楽に溺れ、殺されそうになった寸前、死にたくないと願ったクラウゼアに死した母の守護魔法が発動。召喚された黒竜と、どこからともなく現れた敵兵によるカライルーズ民の虐殺を他所に脱出 その途上敵兵に捕まり犯さる、かつて自分を無力化した忍者イヌワシによって救われ、イヌワシを追いかけ母の故郷へ向かおうとした途端に巻き込まれたのがこの妙な催しだ クラウゼアとてこの様な催しを許容できるような冷酷な人物ではない。騙されてたとは言え自分を追い立て辱めた市民たちが目の前で陵辱され命を奪われる様を見て胸を痛める程度には良識のある人間でもある だからこそ、早急にこの催しを止めて元の世界への帰還、そして暴走の可能性のある帆高を早い段階で捕獲しなければという心情にも駆られている 「ごめんなさい。私、忍者のせいで酷い目にあって、逆に忍者のお陰で助かった。そんな出来事があったらどうにも忍者ってだけで疑り深くなっちゃうの」 だが、目の前の忍者はイヌワシとは違う、さらに言ってしまえばヒノモトや他の国でもない。クラウゼアからすれば未知の世界から来た、未知の人物だ 頭では分かっていながらも忍者というだけで疑ってしまったことに思わず謝罪するクラウゼア。さっき壊左が言った通り、顔も知らない初対面同士がそう簡単に信頼できるわけもない訳ではあるが…… 「いえいえ、元よりそう容易く事が運ぶとは思ってはおりませぬので。それに、この下賤な催し、もしやすれば忍者坊や他の忍者も巻き込まれ、既に動いておられるかもしれぬで御座います」 壊左から出た言葉はクラウゼアに対しての気遣い、そしてありきたりながらも仲間に対する信頼の証 「それに、こうして命が続いているのであれば、この私めの入魂の洒落(ギャグ)を聞いて頂く為にも、ここで命落とすつもりはありませぬ」 「ギャグ……? ええと、それって……?」 壊左の言葉に思わずキョトンとなってしまう。恐る恐る内容を聞いてみれば 「―――アルミ缶の上にあるミカン」 風が、吹いた。恐ろしく寒気を感じる風を、クラウゼアは感じた ―――全く面白くない!などと叫ぼうと思ったが、そのあまりにも違いすぎるギャップに思わず 「……ふふっ」 「どうやら気に入ってもらえたようですな。これならば忍者坊も爆笑必至と、私めも考えたのです」 少しばかり吹き出した。壊左のどことなく嬉しそうな表情から、思わず言おうとした言葉は胸に仕舞い 「いいんじゃないの? その忍者って子が誰かは知らないけど、笑ってくれるんじゃない?」 などと、魔女は久しぶりに笑顔で喋っていた かつて国を護り、国に裏切られた魔女。そして国と手を切り、己が正義に準じ民を護らんとする忍者 世界と越えた出会いが二人に何を見出すか、雨降らす天は、まだ何も知らない 【璃刃壊左@忍者と極道】 [状態] 健康 [装備] なし [道具] 基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本方針 神子柴を倒し、催しを止める 1 森嶋帆高の保護 2 もし忍者坊ら他の忍者がいるならば合流。極道共は鏖でございます ※参戦時期は死亡後 【クラウゼア・鳳・オリハルゲルド@高貴なる魔女クラウゼア 淫堕の異端審問】 [状態] 健康 [装備] なし [道具] 基本支給品一式、ランダム支給品1~3 [思考・状況] 基本方針 元の世界に帰る 1 森嶋帆高の早急は捕獲 ※参戦時期はエピローグ後
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この村というか、この近辺な地域か、 魔女の子は、13歳になるとあ 満月の夜に黒猫連れ旅立つ。 さ、13歳になりき突然今夜旅立つといった奇葵(以下 キキ)が 全区間において擽られる物語だあ。 キキはオキノに抱っこ迫る ふりまわさる、ベッドにイン、 脇腹擽られる。 擽り解かれると ズン類に捕まる 足裏舐められ目覚める 夢オチ キキ下にいるかと藁を掻き分け顔覗かせる。 牛を確認し引っ込むキキ、 それを見た牛達は、キキの足が置かれてると思われる藁部分を総出食いては 落としキキの足を落とそとす 足場の藁が薄くなり、キキが立とうと、その衝撃で足は下へ落ち、 下では 落ちてきた足を全牛総出で舐めまくったのだった。 貨物から脱出 コチョグリコという街が見えてくる。 前方不注意 対面からバスが来るぬ キキは慌てて避けると来るが、また避けようと事故る 慌てて逃げる。 物陰にいたらジロジロ見られ警察官が来て職質を始める。 キキ、警察署に連れて行かれ、くすぐり尋問受ける。1時間、警察署から放り投げら釈放。 それを見た通行人らは チラ見程度で スルゥ。 トンボ現れる。 ホテルに泊まろうとする。 フロントマン にあ親がいるか問われ キキは、魔女修行と主張する。 フロントマン、身分証提示を問う。 するとボーイがキキを抑え もうボーイが細長いものでキキの腹をグリグリ押し込ん。 堪らず爆笑き 何を言っても無駄というか何を言ったらいいか わからなくなったキキは、諦めてホテル出る。 コチョ園という公園で飯食うあ。 あちらこちらで 楽しそうな笑い声が聞こえる。 パトカーが来ていたのを見て また擽られると思い、逃げる。 グールコチョコパンというパン屋前で途方にくれる。 パン屋店員なオソノが出てきて赤ん坊連れの客、オシャブリな忘れ物をしたと慌てて呼び止めるも客は遥か遠く、オソノの声も聞こえず行ってしまう。 キキは、引き渡しを引き受け、箒で届けに行った。 赤ん坊にオシャブリを届けると赤ん坊に寄り、 赤ん坊は、キキになんみあぬ。 パン屋に居候あなあ小屋に縛り付けあ擽られる ウルスラだったあ、小屋でヌイグルミあ 修理の条件に 柱縛り付けられ 擽られ 箒に跨るバーサを見つけたキキはバーサにテーブル拘束され擽られた。 キキはニシンパイを届けたら腕を首に拘束され、いらないって言ってるのにと言われながら腹を擽られた。 ある日 飛べなくなった。 おソノ、飛べなく元気がなくなたキキを元気つけようと拘束し擽る デッキブラシを借り飛べた 落ちたトンボが急速落下! 猛スピードでキキ、 トンボの手腕掴み。 引っ張り上げようとす。どこからか 鳥が来た。 カラス。カラスは キキの何故脇ばかり突っついてくる。 堪らずキキは トンボを離してしまった。 再びトンボは スカイダイビングを絶叫 下にいたトランポリン係らのトランポリンに着弾。 群衆に揉みくちゃされ 擽られ、 以来か、町中、子供達の間では 擽られ魔女がブームに。 英雄扱い?キキも全身貼り付け、街を元気にするためか身体中を擽られまくった。 主な建 コチョグリコ 擽りマニアが大変多い街。 グールコチョコパン パン屋。トリワケくすぐりオタクのコチョノとフクワラオがキリモリす住居兼店舗。